あらすじ

「あなたを見ていると、私の中にあるスイッチがカチッて入るの」それほど恋をしているんだ――たったひとりの存在に。“答え”を出すのを恐れる麻里子を一途に待つ菅沼。プロポーズの返答をドレスの完成後と設定したことで、ドレスを作りながら菅沼への気持ちをいっそう強く自覚していくことになる麻里子。早くドレスを完成させたい気持ちと完成させたくない気持ちに揺れながら「お針子に王子さまは似合わない」と自嘲し、過去の恋愛の経験から自分自身を信じることができない。だが、友人の高岡に自身の短慮と欠点を指摘され、あらゆる手段でストレートに菅沼へのアタックをする木下のストレートな感情に触れていくうちに、麻里子のなかで変化が生まれ……。「さぁ、ドレスを着て……私のお姫さま」麻里子の差し出す手に、菅沼の手が重なり、ふたりの関係はあるカタチを作り出す。クール系人生無頓着OL × シャープなイケメン上司の、男女逆転ラブエロマンス。ふたりだけしか知らない――お針子と姫(王子)さまが結ばれるお伽話。「小説家になろう」の女性向けサイト「ムーンライトノベルズ」で実施した第2回次世代“官能”小説大賞女性部門、《銀賞》受賞作!※「ムーンライトノベルズ」は株式会社ナイトランタンの登録商標です。
ひみつのメイドさん[1]
「頼む! 私用のドレスを作ってくれ!!」美形の上司・菅沼涼介に“女装癖”があることをカミングアウトされ、あげくにドレス製作を依頼された田宮麻里子。若干ドン引きしたものの、麻里子のパタンナー経歴を知って四年も逡巡していたという菅沼についほだされて受諾してしまう。制作するからには妥協しない女と、せっかく作ってもらうからには夢を叶えようとする男。細密な採寸、デザイン画、パターン、縫製とこだわり抜いてメイド服を追及するふたり。完成したメイド服に袖を通した“菅沼”にメイクアップしながら、麻里子のなかの“何か”にスイッチが入る。「……ねぇ、もっとちゃんとオネダリしてくださいよ」「……抱いて、ください、ご主人さま」クール系人生無頓着OL × シャープなイケメン上司の、男女逆転ラブエロマンス。「小説家になろう」の女性向けサイト「ムーンライトノベルズ」で実施した第2回次世代“官能”小説大賞女性部門、《銀賞》受賞作!※「ムーンライトノベルズ」は株式会社ナイトランタンの登録商標です。
ひみつのメイドさん[2]
オーダーメイドのドレス欲しさに体を差し出す男と、ドレスを餌に男を組み敷く女。ドレス作りを通じて、ふたりの距離は縮まっていく……ように思えたが。「そういうの、ルール違反じゃありませんか?」ダメ男養成ギプスだった過去の自分を恐れ“レンアイ”の気配から目をそらす麻里子と、ありもしない男の影におびえ麻里子から見限られることを恐れる菅沼は、決定打とならぬ“何か”に触れぬよう互いの距離を探り合う。そんなとき、麻里子の過去の恋人が現われたことで大きくかき乱される。暴走する菅沼。冷静のようでいてぐらぐらに揺れまくる麻里子。互いの感情をぶつけあって過去と相対し、繊細でやわらかな本音に触れ合い――シアワセノカタチを見いだし、それまでとは違う関係へと変わるためのスタートラインに立ち――ヤバイ、いま泣きたくなるくらい幸せだ。クール系人生無頓着OL × シャープなイケメン上司の、男女逆転ラブエロマンス。「小説家になろう」の女性向けサイト「ムーンライトノベルズ」で実施した第2回次世代“官能”小説大賞女性部門、《銀賞》受賞作!※「ムーンライトノベルズ」は株式会社ナイトランタンの登録商標です。
ひみつのメイドさん[3]
「あなたを見ていると、私の中にあるスイッチがカチッて入るの」それほど恋をしているんだ――たったひとりの存在に。“答え”を出すのを恐れる麻里子を一途に待つ菅沼。プロポーズの返答をドレスの完成後と設定したことで、ドレスを作りながら菅沼への気持ちをいっそう強く自覚していくことになる麻里子。早くドレスを完成させたい気持ちと完成させたくない気持ちに揺れながら「お針子に王子さまは似合わない」と自嘲し、過去の恋愛の経験から自分自身を信じることができない。だが、友人の高岡に自身の短慮と欠点を指摘され、あらゆる手段でストレートに菅沼へのアタックをする木下のストレートな感情に触れていくうちに、麻里子のなかで変化が生まれ……。「さぁ、ドレスを着て……私のお姫さま」麻里子の差し出す手に、菅沼の手が重なり、ふたりの関係はあるカタチを作り出す。クール系人生無頓着OL × シャープなイケメン上司の、男女逆転ラブエロマンス。ふたりだけしか知らない――お針子と姫(王子)さまが結ばれるお伽話。「小説家になろう」の女性向けサイト「ムーンライトノベルズ」で実施した第2回次世代“官能”小説大賞女性部門、《銀賞》受賞作!※「ムーンライトノベルズ」は株式会社ナイトランタンの登録商標です。