あらすじ

目の前で失った小さな友、なすすべなく消えていった命、ふがいなかった自分。どれだけ修行を積んでも、どれだけ現場に立っても、忘れられない「原点」がある。僧侶を志した日、救急医を志した日。どちらもそばにいてくれた あの人の命が、尽きようとしている… 僧侶として、医師として、今の自分に何ができるのか!?
病室で念仏を唱えないでください 1巻
「縁起が悪い!!」「まだ生きてるよ!!」なんて物を投げられたりしますが、仏の教えは、よりよく生きるために役立つはず…そう願う坊主が、救急病院にいます。お肉も食べます。お酒も飲みます。残さずおいしくいただくのです。遅刻もします。つい怒っちゃいます。なんでしたら、頭を丸めてお詫びいたします。患者の命を救い、仏の教えを説き、ときに弔う。生と死の「あっち側」も「こっち側」も、僧侶にして救急医・松本照円におまかせあれ…!?
病室で念仏を唱えないでください 2巻
あおば台病院救命救急センターを、法衣でうろつく迷惑な医者がいた。彼の名は松本照円。僧侶でありながら救急医として働く“僧医”である。生死をさまよう患者のほかにも、医療には問題が山積みだ。手術に同意しない家族、問題発言を繰り返す研修医、カツラであることを妻に隠したまま結婚した中年男、母とケンカしたまま事故に遭った娘、3か月で病院を追い出される高齢者、そして児童虐待…医療でも仏教でも、人は救えない…のか?松本は悩み、迷いながら、“いのち”を考える…!!
病室で念仏を唱えないでください 3巻
僧侶でありながら救急医として最前線に立つ“僧医”・松本。彼は患者の家族を殴り、謹慎処分を受けてしまう。因果応報、自業自得。僧侶としても、救急医としても、自分の未熟さを思い知るのだった。すべての執着を捨てるのが仏の教え、生に執着して命を救うのが救急医。その境界で「あるべき姿」を追い求め、道を見失いそうな彼を動かすのは…… 「目の前の命を救えなかった悔しさ」だけである。
病室で念仏を唱えないでください(4)
目の前で失った小さな友、なすすべなく消えていった命、ふがいなかった自分。どれだけ修行を積んでも、どれだけ現場に立っても、忘れられない「原点」がある。僧侶を志した日、救急医を志した日。どちらもそばにいてくれた あの人の命が、尽きようとしている… 僧侶として、医師として、今の自分に何ができるのか!?
病室で念仏を唱えないでください(5)
人が人を救うって、どういうことだろう。僧侶でありながら救急医。“僧医”・松本は、生死の境界をさまよう者を受け入れる「救急」の最前線に立つ。全ての執着を捨てるのが仏の教え。生に執着して、命を救うのが救急医。その狭間で悩み、考えながら、松本は「命」に真っすぐ向き合い続ける――― 誰にでも、大切な人がいる。患者にも、その家族にも、そして、もちろん医者たちにも。人が人を救うって、どういうことだろう。医者として、人間として「あるべき姿」を追い求める 最前線・救急医療ドラマ。
病室で念仏を唱えないでください(6)
TVドラマ化! 僧医を描く救急医療漫画! 誰だって、死にたくはない。大切な人を、死なせたくもない。だから人は時に、生への可能性を求めて、医者に心付けを渡してしまう。それを技術への対価として受け取る医者がいる。倫理に反すると受け取りを拒否する医者がいる。どちらが正しいのだろう。どちらも正しいのだろうか。私たちは、どちらの医者に自らの、大切な人の命を託したいと思うだろう? 僧侶でありながら救急医。“僧医”松本は命を救うため、そして命を活かすため、今日も生死の最前線で悩み、葛藤し続ける。
病室で念仏を唱えないでください(7)
僧医が駆ける本格救急医療ドラマ、堂々完結 あおば台病院救急に運ばれてきた一人の患者。その男は「連続通り魔殺人事件」の被疑者だった…! 医師としての職業倫理と、人間としての感情の狭間で揺れる松本。そして、その患者受け入れを発端に、病院を揺るがす一大事件が起こることに。「命を救う」とは何だろう? 僧侶でありながら救急医。“僧医”松本が、生死の最前線でたどり着いた答えとは!?
相棒―たった二人の特命係―

相棒―たった二人の特命係―

▼第1話/相棒誕生▼第2話/下着盗(したぎとう)は危険な香り…!?▼第3話/警ら日誌の謎▼第4話/まぼろしの男の正体▼第5話/モンスター強盗と隠蔽事件の行方▼第6話/正義を貫く覚悟▼第7話/病院での怪事件▼第8話/高所恐怖症の飛び降り自殺?▼第9話/俺の上司に手を出すな!▼おまけまんが ●主な登場人物/杉下右京(特命係警部。変人で明晰すぎる故に島流しとなるが、そこで数々の事件を解明する)、亀山薫(特命係巡査部長。熱血漢故に失敗も多く、島流しとなった元・自称捜査一課のエース) ●あらすじ/手配犯の身柄拘束に失敗し、逆に人質として拳銃を突きつけられてしまった捜査一課の刑事・亀山。面目丸潰れの警視庁は大わらわ、さらに当の本人は平然としているとはいえ、現場は緊迫した状況。だがそんなタイミングで突然、亀山の携帯に一本の電話がかかってきて…(第1話)。●本巻の特徴/「やれ!」と言われれば殺人事件から迷子捜しまで…、それが警視庁特命係。天才的に頭は切れるが変わり者・杉下と、実行力はあるが勇み足気味・亀山の凸凹コンビ、名刺代わりの第一集!! ●その他の登場人物/ 奥寺美和子(帝都新聞社会部記者にして、亀山の彼女でもある)
HANAGATA

HANAGATA

日本が世界に誇る伝統芸能、歌舞伎!!その名家、松丸家の子として生まれながら、両親の離婚で母と共に行方不明になっていた虎太郎……彼はロシアに渡り、優秀なバレエダンサーになっていた!!20年の歳月を経て、ようやく虎太郎を見つけた祖母、八千代は松丸家の存続のため、虎太郎を強引に日本に連れ戻したのだが……!?