あらすじ僧侶でありながら救急医として最前線に立つ“僧医”・松本。彼は患者の家族を殴り、謹慎処分を受けてしまう。因果応報、自業自得。僧侶としても、救急医としても、自分の未熟さを思い知るのだった。すべての執着を捨てるのが仏の教え、生に執着して命を救うのが救急医。その境界で「あるべき姿」を追い求め、道を見失いそうな彼を動かすのは…… 「目の前の命を救えなかった悔しさ」だけである。
※ネタバレを含むクチコミです。