あらすじ手塚治虫と海徳光市、2人揃って苦境に!? 昭和40年代中盤に差し掛かり学生運動が再び活発化し、どこか剣呑な空気も漂い始める日本。そんな最中、相変わらず漫画界の神様・手塚治虫を徹底追跡(ルビ:チェイス)する漫画家・海徳光市の勢いは止まらない。少年ジャンプでの連載は大ヒット、そしてアニメ化と躍進は続く。しかし盛者必衰の理はやがて彼の身にも、そしてあの手塚治虫の身にも…!?
手塚治虫を異常にライバル視したマンガ家の物語、ということですが、主人公の手塚への粘着がすごすぎるので、記載内容の9割くらいが手塚先生の話になっており、実質手塚先生の半生を振り返るマンガとなっております。 このマンガ、マンバの自由広場でオススメしてもらって読んだのですが、普通に生活していたらまず出会わない作品ですよね。オススメしてくだすった方、名無しだったので、どなたか存じませんが、ありがとうございます。 たぶん世間的には知名度がそこまである作品ではないと思いますが、最近この作品がメジャーな気がしてきている自分がなんだか怖いです。 知名度いかんによらず、内容は自信を持って全国6億9000万(どうぶつや虫、亡くなられた方含む)の手塚ファン全員にオススメすることができます。