あらすじソリアにフィル、そしてユイと共に冒険者パーティー『希望の盾』として恐るべきダンジョン『イルベック』を制覇し、自らの出自を探る旅を再開したジード。唯一の手がかりである記憶の男を探るなかで、その男が伝説の冒険者【星落とし】ロイターだと突き止める!? 「自分のことが早く知りたい――」 真実を渇望するジードは、強者の動向を知る女帝ルイナに一縷の望みをかけウェイラ帝国へと向かう。だが、帝国軍内は国を揺るがすクーデターの渦中にあり…… 真実を追い求める旅は新たな局面を迎える!? 最強サクセスファンタジー、第七幕!
あらすじはそのままタイトルに書いてあるので特に言うことはないのですが、パワハラ騎士団でこき使われていた主人公のジードくん(※実力は規格外)、極悪な環境にいたにも関わらず一切ひねくれてなくて見ているとなんだか泣けてくる…。 依頼をいくつこなせるかの勝負でも評価の高い高ランクの依頼でなく、低ランクゆえ放置されている依頼を「依頼者が困っているはず」と率先して引き受ける姿が素敵でした。最悪の生い立ちからこれほどまっすぐな性格に育つの、奇跡と言っていい。 そんな感じで主人公が素直なので読んでるとほっこりします。絵も気持ちのいい線がビシバシ走っていてカッコいいです。異世界系でこういう絵柄は貴重なんや…。ジードくんの幸せを願って2巻を待ちます。