あらすじ

帝国軍の闇に迫るジードは女帝ルイナの危機に駆けつけ、元0軍の軍長・バシナの不穏な動きを止めるのだった。反逆の影を追う中、浮かび上がる第二軍の軍長・イラツ――忠義の士と知られるも捕虜虐待の噂を持つ彼と対面すると、意外にも親友の形見を抱く静かな瞳がそこにあった。「……これは血!? なんだこの部屋は!?」 だが、隠された部屋に足を踏み入れた瞬間ジードは息を呑む。散らばる血痕と共に、イラツの親友の品が闇に沈んでいて――!? イラツへの疑惑が深まる一方、ジードは彼を疑い切れず……。深淵で浮かび上がる真実に帝国が揺れる!? 最強サクセスファンタジー、第八幕!
ブラックな騎士団の奴隷がホワイトな冒険者ギルドに引き抜かれてSランクになりました(1)(ガルドコミックス)

強大な魔物が巣喰う『禁忌の森底』で育った天涯孤独のジード。魔物と戦いそれを喰らう地獄のような日々を生き延びる。やがて10年の時を経て、森から脱出するも腐敗した王国騎士団に罪人として囚われ、理不尽な命令に耐え忍ぶ奴隷生活に陥っていた。ところが―― 「今よりもっといい生活に興味はないか?」 ジードの実力を見抜いた王都のギルドマスターから冒険者にスカウトされてしまい――!? 地獄を生き抜く中で身に付けた規格外の力が運命を変える!! 元奴隷が外道なエリートや権力者をブッ飛ばす最強サクセスファンタジー開幕!

ブラックな騎士団の奴隷がホワイトな冒険者ギルドに引き抜かれてSランクになりました(2)(ガルドコミックス)

極悪な王国騎士団での奴隷生活から救い出されたジードは人間離れした能力で活躍し、冒険者として認められ始めていた。だが、残してきた騎士団の団員たちが禁忌の魔導具によって、腐れ外道な連中の野望のため、死すら生ぬるい非道な命令に従わされてると知り―― 「俺、ギルドを辞めようと思う」 手に入れた安らぎの地を捨て、巨悪に対し一人で戦う覚悟を決めるが、冒険者という新たな仲間たちがジードと共に立ち上がる!! 元奴隷が腐りきったエリートに怒りの鉄槌を下す痛快サクセスファンタジー、第二幕!

ブラックな騎士団の奴隷がホワイトな冒険者ギルドに引き抜かれてSランクになりました(3)(ガルドコミックス)

冒険者として着実な実績を積み始めた元奴隷のジード。騎士団によるクーデターを知り、それを阻止すべくシーラと共に計画の黒幕であるランデの元へ急ぐ。独善的な正義を振りかざし、罪なき民を苦しませる者たちにジードは、終焉となる一撃を見舞う――! 「みんなのために、お前を止める!!」 そして、ようやく訪れた平穏の日々だったが、ギルド代表として引き受けた高ランクの依頼により新たな暗雲が立ち込めようとしていた……。泣き叫ぶ弱き者に代わり、極悪な外道を懲らしめる痛快サクセスファンタジー、第三幕!

ブラックな騎士団の奴隷がホワイトな冒険者ギルドに引き抜かれてSランクになりました(4)(ガルドコミックス)

勇者協会主催による勇者選定会を警備する依頼を受けたジードだったが、ウェイラ帝国の女帝ルイナが抱く神聖共和国への侵略計画を知ってしまう! 非道な野心を阻むべく行動する彼の前に“黄金の剣戟”の異名を持つバシナが立ちはだかり―― 「謙遜するなよ、お前も充分バケモノだ」 世界に名を轟かせた元Sランク冒険者との一騎打ち! 余人の介在を寄せ付けない強者たちの戦いが、今、幕を開ける――!! 私欲に目がくらむ支配者へ、正義の鉄槌を下す最強サクセスファンタジー、第四幕!

ブラックな騎士団の奴隷がホワイトな冒険者ギルドに引き抜かれてSランクになりました(5)(ガルドコミックス)

ジードは弱者に寄り添いその支えとなることを決意。街で救いを求める信徒同士が争い合う様子を目撃し違和感を覚えた彼は、アステア教の大祈祷会へ赴くことに。だが、そこは大司祭ザイ・フォンデこと七大魔貴族ユセフ率いる魔族が神聖共和国の崩壊を目論む地獄の集会だった―― 「聖女ソリアの首を土産に魔王となる!」 ついに本格化した魔族の人間世界への侵略。凶暴な悪意と魔力を誇る魔族相手に、最強の元奴隷が敢然と立ちはだかる――!? 弱みに付け込み、信仰心を踏みにじる悪を討つ最強サクセスファンタジー、第五幕!

ブラックな騎士団の奴隷がホワイトな冒険者ギルドに引き抜かれてSランクになりました(6)(ガルドコミックス)

剣聖フィルをも寄せ付けない強さを誇る七大魔貴族ユセフ。それを鎧袖一触で打ち負かすジードの底しれぬ実力は、人々に希望と同時に恐怖も感じさせていた……。「俺って一体、何者なんだろう」 やがて自身のルーツを求め訪れた“禁忌の森底”では、幼き自分を守ってくれた謎の人物の記憶が蘇る……。感傷に浸る間もなく呼び戻されたギルドでは、ソリアにフィル、そしてウェイラ帝国女帝ルイナ推薦の少女ユイとパーティを組み、最凶のダンジョン『イルベック』攻略を言い渡され――!? 人知を超えた力で苦しむ民衆の盾となる最強サクセスファンタジー、第六幕!

ブラックな騎士団の奴隷がホワイトな冒険者ギルドに引き抜かれてSランクになりました(7)(ガルドコミックス)

ソリアにフィル、そしてユイと共に冒険者パーティー『希望の盾』として恐るべきダンジョン『イルベック』を制覇し、自らの出自を探る旅を再開したジード。唯一の手がかりである記憶の男を探るなかで、その男が伝説の冒険者【星落とし】ロイターだと突き止める!? 「自分のことが早く知りたい――」 真実を渇望するジードは、強者の動向を知る女帝ルイナに一縷の望みをかけウェイラ帝国へと向かう。だが、帝国軍内は国を揺るがすクーデターの渦中にあり…… 真実を追い求める旅は新たな局面を迎える!? 最強サクセスファンタジー、第七幕!

ブラックな騎士団の奴隷がホワイトな冒険者ギルドに引き抜かれてSランクになりました(8)(ガルドコミックス)

帝国軍の闇に迫るジードは女帝ルイナの危機に駆けつけ、元0軍の軍長・バシナの不穏な動きを止めるのだった。反逆の影を追う中、浮かび上がる第二軍の軍長・イラツ――忠義の士と知られるも捕虜虐待の噂を持つ彼と対面すると、意外にも親友の形見を抱く静かな瞳がそこにあった。「……これは血!? なんだこの部屋は!?」 だが、隠された部屋に足を踏み入れた瞬間ジードは息を呑む。散らばる血痕と共に、イラツの親友の品が闇に沈んでいて――!? イラツへの疑惑が深まる一方、ジードは彼を疑い切れず……。深淵で浮かび上がる真実に帝国が揺れる!? 最強サクセスファンタジー、第八幕!