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ラストオーダー(1)
この話の主人公は、ひとつひとつのカクテルであり、又お酒の専門家・バーテンダーです。バーテンダーの仕事は、ピアニストの即興演奏に似ています。その場の雰囲気に応じ、又飲む人の体調や状況に合わせて、お酒のレシピを多少アレンジして出してくれます。それが一流のバーテンダー。だから、居心地のいいバーで飲む酒は、いつ飲んでも美味しいと思えるのかも知れません。新米バーテンダー大西洋(おおにし・ひろし)とめぐる、広大な酒と人生の旅へ。
ラストオーダー(2)
BARバッカスの新米バーテンダー、大西洋(おおにし・ひろし)。彼の店に訪れるお客さまは、みんななにかしら心に傷を隠しています。代議士落選、離婚危機、娘の結婚問題、リストラ、小学校お受験、就職難……。どんなことがあろうと、お客様に気分よく飲んで気分よく帰っていただくのがバーの基本。ベテランマスターの厳しい指導の下、洋は天性の勘のよさと技で、お客様に最高のおもてなしを提供します。極上の時間、召し上がれ。
ラストオーダー(3)
カクテルはよく人生に例えられる。美しくきらめく色彩の中には、甘さや辛さ、苦さの濃淡が溶けあって不思議なハーモニーを奏る。私たちの人生も願わくば、涙の苦さや汗の塩っぱさ、恋の甘さや努力の辛さで色どられた、カクテルのように美しい人生を送りたい――。BARバッカスの新米バーテンダー、大西洋(おおにし・ひろし)があなたに贈る、極上のひと時。ほんの一杯、でもそれが、あなたの人生を変えてしまうことがあるかもしれません。