戊辰戦争・会津若松の戦いに敗れ、自害した仲間とはぐれ生き残った白虎隊士・白石鶴之助。死に場所を探していた彼に、会津藩軍事顧問ヘンリー・シュネルは、会津藩主松平容保より命を受けたアメリカ移民計画・若松コロニーへの参加を提案する。当時のアメリカは西部開拓末期、荒野と銃の世界に幕末の武士が挑む。アメリカ・カリフォルニアに実在した若津コロニーの歴史をもとに世界の歴史をつなぐ壮大な大河ストーリー。
◆マンガ会津に散った少年たち森山大輔シナリオ:高木淳 ◆人物クローズアップ幕末の動乱が生んだ若き白虎隊の悲劇 ◆河合敦歴史コボレ話明治時代を生きた、元白虎隊士・山川健次郎 ◆歴史ピックアップ忠義に生きた藩士、会津戦争に散る! ◆インフォメーションページ白虎隊と会津をもっと知ろう!! ★付録マンガ日本史ポストカード&日本知っ得クイズ 39号白虎隊(森山大輔)綴込みポストカード1枚 【『朝日ジュニアシリーズ週刊新マンガ日本史』とは】前シリーズに続き、売れっ子作家がマンガ日本史に挑む全50号。ヤマトタケルから白洲次郎まで、読者が選んだ歴史上の人物50人を、装い新たに描く第2シリーズです。(2010年度版)
慶応4年(1868年)―――。鳥羽・伏見の戦いで薩長連合軍に敗れた経験から、会津藩主・松平容保は軍制改革を実施。16歳から17歳の武家男子によって構成される「白虎隊」を組織した。ただ愛する大地のため、愛する者達のために戦い、僅か16~17年の短い人生を終えた少年達。彼らは如何に生き、如何に死んでいったのか。いつの時代も変わらない青春が、そこにはあった……!!
1860年3月3日江戸・桜田門外…薩摩藩士を含む水戸浪士17名が大老井伊直弼を暗殺。この暗殺が後に会津藩にとって悲劇の始まりになろうとは誰一人考えもしなかったであろう…。――会津藩士七百石・井上丘隅(六十才)無役ながら、子供たちに論語・会津の歴史を教え、その人柄に重役から農民まで誰もが慕っていた。そしてその中には後に飯盛山で壮烈な最期を遂げる…白虎隊二番隊の少年たちがいた…。白虎隊の壮絶な生き様を描いた作品!