あらすじ解放軍が独立宣言を果たし、新国家ネセストリアの建国を宣言したことによって、戦局はますます混迷と激化を深めてゆく… フタツダイラー峠を制したソフィアら南進軍は、砂漠地帯に到達し、新たな戦いに身を投じるのだった…!? 様々な思惑が交叉する中、ソフィアたちは生き残れるのか!? 超絶本格派ミリタリーコミック、充実の第8弾開幕!!
凄腕スナイパーの復讐劇としてスタートしてますが、巻を追うごとに深みが増します。主人公自身も含め、軍人として登場するキャラクターみんなに軍人になる前の暮らしぶりがあり、その背景を抱えて戦闘に参加している様子が、一つ一つ丁寧に描かれていて引き込まれます。 一巻につき一つのエピソードで、それぞれに政治的背景と軍事作戦がしっかり設定されているのがとても面白い。軍事作戦に関しては戦闘地域の地図が描かれているので、読み流さずにしっかり地図を参照しながら読むといっそう味わえます。 凄腕スナイパー一辺倒じゃないところが良いです。11巻の時点では復讐テーマは影をひそめていますがきっとこの後回収されるのでしょう。 おすすめです。