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店長と女性だがPCに超詳しい本楽とちょっと頼りない入輝の3人で営業中の『こんぱそ』に新人店員の天戸とバイヤーの手木崎が入社。順風満帆かと思ったら、ライバル店との価格競争に疲れ、手木崎の敏腕っぷりにプレッシャーを感じた店長が大変なことに!!
店長と女性だがPCに超詳しい本楽とちょっと頼りない入輝の3人で営業中の『こんぱそ』に新人店員の天戸とバイヤーの手木崎が入社。順風満帆かと思ったら、ライバル店との価格競争に疲れ、手木崎の敏腕っぷりにプレッシャーを感じた店長が大変なことに!!
大学院でプログラムの研究をする主人公・前沢は、工学部でヒューマノイドの研究をする井熊と出会い、お互いの研究内容を生かして画期的なヒューマノイドを開発する。人間そっくりに作られたそのヒューマノイド“ヒトガタ”は、インターネットを通じて無作為に選ばれたメンバーの「ネット世論」を反映して行動する機能を持っていた。“集合知”の力で常に適切な判断を下し続ける“それ”は、神にも等しい知性を持った人間の理想形になるはずだったが……ネット世論の暴走と、それを止めようとする主人公の奮闘を描くサスペンス。顔なき大衆の民意が偽りの躰に宿る時―――――誰も見たことのない人間ドラマが始まる!!
ハンドルネーム「ヨッキ」こと吉川公康は、はじめて3カ月のパソコン通信に嵌っていた。ある日、高校のDTPルームにあるパソコンを使ってCGを描いていると、3年生の先輩常磐優子に声をかけられ、秋葉原に買い物に付き合うよう頼まれる。しかしその晩、ヨッキの描くCGのファンの1人で美人女性と噂されるハンドルネーム「遊々」からも、明日会いたいというメールが来ていた。二つの約束を何とかこなそうとする公康だったたが、、、目次 ACCESS.1 ネットおかま ACCESS.2 秋葉原 ACCESS.3 ハッキング ACCESS.4 ファースト・ログイン ACCESS.5 波動er(ハドラー) ACCESS.6 OFF会 ACCESS.7 アフターサービス ACCESS.8 FEEL BAD ACCESS.9 Discommunication ACCESS.10 Discommunication ACCESS.11 ラスト・ログイン
名門の英孝音大に通いながらも、周囲のやる気満々モードに馴染めない一ノ瀬奏。しかしある日、雪の降る中アパートの前に裸足で佇む美女・ハナに心奪われた奏は、彼女が全てを捧げるディープな世界に巻き込まれていく。“PCのF1レース”OC(オーバークロック)で一念発起した草食男子の運命は!?
アイスドールのあだ名を持つ美貌の心療科医師・氷室レイカの、心を病んだ人々を救いあげるための闘いを描く。歌手の森中ミーナが、手首を切って自殺未遂を図った。レイカのいる城南大学付属病院に入院するが、病室を抜け出してまた屋上から飛び降りようとする。ミーナがメッセージ型の自殺願望だと見抜いたレイカは、一緒に飛び降りる振りをしてミーナに助けさせる。そしてそれからが治療…。冷静沈着で、身を挺しても人の心の闇を拓く診療女医の活躍を描く傑作。「救いの手」以下「絶望の逃走」「エディプスの刃」「背徳のヴィーナス」「仮面の女」「精神的外傷の薬」「白昼の凶行」「カインの末裔」そして「レイカの心理テスト」を収録。
当たり前ですが、漫画は漫画雑誌にだけ掲載されているものではございません。一般誌や女性誌のなかには漫画が連載されてるものも多いですし、モデルガンやカードゲームなど趣味性の強い雑誌でももちろん掲載されています。囲碁の雑誌や昆虫の雑誌でも連載漫画をみたことがあります。今は大分少なくなってきていますが、パソコン雑誌が大量に発刊されていたころ、やっぱりさまざまな漫画が連載されていて、そんなにパソコン雑誌を読む方ではなかったのですが、『PCコマンド ボブ&キース』(なにげに単行本が三冊もでていた)という、アメコミ調の漫画がいろんな意味でぶっ飛んでいてよく読んでいました。 この『パーツのぱ』もパソコン雑誌の「週刊アスキー」で連載されている作品です。専門誌で掲載されている漫画は、その性質上、ルポものが多いのですが、『パーツのぱ』は完全なストーリー漫画。秋葉原のパーツショップ「こんぱそ」に勤める魅力的なキャラクターが織りなす日常が描かれております。 パソコンパーツに詳しいベテランで年齢不詳ツインテールの本楽、平凡な青年で特徴といえばドジをやらかすことの入輝、あまりパソコンパーツに詳しくないけど大きくて美しい天戸、仕入れなどの裏方作業を完璧にこなすアフロの手木崎など魅力的なキャラクターが、短いページ数で少しずつ少しずつ浸透していき、ゆっくりと世界が広がっていきます。 とはいえ、綿密な取材で構成されているらしくパーツショップの内情が詳しく描かれています。他店の価格を知るためにあれやこれや画策したり、万引きをあの手この手で捕まえたり、社員の着服が問題になったり…。暗い面もきちんと描かれているのも魅力の一つです。 『パーツのぱ』は、1話が2~4pと、週刊連載漫画の通常である16pに比べると圧倒的に少ないページ数の作品です。だからといって、内容がスカスカなわけでも説明不足なわけでもなく、ゆるく前後の展開とつながりつつも一話ごとに導入うと盛り上がりがあるので、不思議な読後感があります。なんとなくですが、NHKの朝の連ドラに近いような、連綿とつづきながらも飽きがこずに、ずっと読んでしまう感じ。これは、きっと普通の漫画雑誌では生まれてこない読後感なのでしょう。