あらすじ

女子大生・向阪晴が電子工作で小暴れ!晴が作ったのは「Twitterで猫がツイートするシステム」、「ヤンキー撃退装置」、「ひったくり防止バッグ」などなど。さあ、あなたも電子工作の底なし沼に足を取られてみないか!?
ハルロック(1)
時代はアプリ?いやいや、電子工作でしょ!女子大生の向阪晴(さきさかはる)が得意の電子工作を駆使してあれやこれやを一気に解決!?前代未聞の「電子工作コミック」!
ハルロック(2)
女子大生・向阪晴が電子工作で小暴れ!晴が作ったのは「Twitterで猫がツイートするシステム」、「ヤンキー撃退装置」、「ひったくり防止バッグ」などなど。さあ、あなたも電子工作の底なし沼に足を取られてみないか!?
ハルロック(3)
うに先輩や六(ろく)君を巻き込んで、イベントに参加する晴(はる)。自分たちの作ったモノは売れるの?そして、仕事にもなっちゃうの?晴の運命は嵐に翻弄される小舟のように激変!楽天テクノロジーアワード銀賞を受賞した、唯一無二の電子工作コミック!
ハルロック(4)
女子大生・向阪晴(さきさか・はる)の電子工作日記、ついに完結。ついに起業した晴の前には製品開発にまつわる難問山積。でも「好きなことを仕事にする」ってやりがいだらけで、とっても楽しい。その生き方は共感を呼ぶこと必至です!
僕はまだ野球を知らない・Second

僕はまだ野球を知らない・Second

浅草橋工業高校野球部の新監督・宇佐智己は野球経験のない物理教師。従来の根性論には合理性がないと判断し 野球の統計学・データ分析・トラッキング・バイオメカニクスを駆使して浅工野球部を変えていく グラウンドに怒鳴り声はもういらない ロジカルな野球が全ての野球部員たちの光となるように― 宇佐と部員達の奮闘が始まる
試し読み
犬神もっこす

犬神もっこす

感情が表に出にくく理屈が先走るせいか、子供の頃についたあだ名は「へりくつ仮面」。そんな性格が災いして、子供の頃から一貫して「集団」というものに属することができずにいた犬神(いぬがみ)君。大学に進学しても友達が一人もできず、昼飯を木の洞で食べる「ぼっち」状態。だがふとしたことから、演劇研究会、略して“劇研”に入ることになり、初めての仲間・居場所を見つけて──―犬神君の思わぬ大暴走が始まる!!
僕はまだ野球を知らない

僕はまだ野球を知らない

高校野球の監督をするのが夢だった物理教師・宇佐智己(うさともき)は、念願叶って浅草橋工業高校野球部監督に就任。チームを勝利に導くために、野球の統計学を提案する。根性でも気合でもない、データに基づいた「効率の良い努力」とは何か? 新生野球部、始動!!
ハルロック
屁理屈と迷惑を「電子工作」で実現させる娘
ハルロック 西餅
名無し
かつてドラえもんの世界に登場した 「こんな道具があったらいいな」 という憧れの便利道具に近い性能のものが、 いまや「アイテム」「ソフト」「アプリ」「ツール」 などと様々な形で日常生活に登場し実現してきている。 すごく便利で、あれば助かるものが しかも結構お安く「買えちゃう」のが今の世の中。 そういう世の中に「電子工作」の需要はあるのか? そっちの世界には詳しくないので想像だが、 多分、ほとんど需要は無いと思う。 かつては夢の道具を自分の手で作る、 実現させる、という趣味的にも実利としても 素晴らしい世界だったのかもしれない。 だが今や、金と時間をかけてアイテムを作るよりも 買ったほうが早くてお得な時代だ。 勿論、作る楽しみというのは確実にあるだろうし、 無から有を生み出すことの価値もあるだろう。 だが、電子工作は今では自己満足以上の評価は得がたい。 「匠」だとか「職人」だとか、 「芸術家」などの称号を世間は与えてくれない。 そんな絶滅危惧種ともいえる趣味の世界の 「電子工作」を題材にした漫画が「ハルロック」。 凄く面白い漫画なんだが、凄いのは 電子工作という趣味的な世界を世に喧伝し、 価値や需要を拡大し再興させようという考えが 基本的にほとんどないだろう、ということ。 こういうのが好きな人もいるんだろうな、 くらいには思わせてくれるが、それ以上に こういうのが好きな人って理解できん、という思いや こういうのが好きな人ってメンドクサッと思わせる 部分が大きく、それを笑いにしている。 ギャグ漫画としては面白いけれど。 電子工作という趣味が自己満足的な 「屁理屈で成り立っている世界」ということを 尊重しつつ笑いにしている。 だがそれでいてこの漫画の読後感は悪くない。 主人公・ハルの電子工作に周りの人は振り回されるのだが、 わりと皆が悟りを開くが如く達観し、 結局は?ハルにキレたり絶縁したりせずに 暖かく見守り、つきあい続けるという ハートフル?な終わり方が多いから。 それでいいのか?と思いつつも ハルの周りの人達、みんな良い人だな~と ちょっと癒される。 なんか作者は、そんなこと狙っていないような気もするが。