あらすじ国分の型破りな人柄に惹かれ、北海道の大学病院を出て、国分診療所に勤めている三郎。雑多な新宿の街で、様々な人々と触れあい、少しずつだが成長を重ねてきた。そんな彼に国分は友人が経営する病院で、ある患者の担当医になることを命じる。それは三郎が本物の医師になるための、避けては通れない「試練」だった。一方、国分もまた医師としての新たな一歩を踏み出す決意を固めていた……。感動の人間讃歌、ここに完結。
一話完結で読みやすい。主人公は大学病院で助教授になれる程の腕を持っている医者だけど、とある理由で過去を捨てて、今は新宿のゴールデン街で診療所を営んでいる。ほとんどお金にはならないけれど、訳ありの街の人々から「熊先生」と呼ばれ慕われている…というお話です。あまりオペシーンもないですし本格的な医療漫画とは少し違いますが、ヒューマンドラマとして患者との心の交流と医者としての葛藤の両方が描かれています。読んでいるとだんだん熊先生が阿部寛にしか見えなくなってきました。すごく似てません?