あらすじいつもの駅。いつもの地下鉄に人喰い獣が現れた! トンネルの水没により、身動きの取れぬ乗客たち。そこに救助隊のボートが到着。だが、突如水中から新たな獣が出現。救助隊を食い散らかし、乗客たちに襲いかかる! 別行動をとる高校生・志隅は脱出口を見つけ、仲間を救えるか!? 東京地下鉄サバイバル、絶望の第3巻!!
地下鉄が脱線、停止してしまったものの車両の中にいた人々は外から巨大なクマのような謎の生物たちに襲われ…というよくある話。 というと失礼だけど、このパターンももはや王道と言えるぐらい浸透してきたようで慣れてしまうと結構好きで読んでしまう。 ハカイジュウを思い出させるような展開に加え一緒に逃げる乗り合わせた乗客たちの仲の悪い(他人だから当たり前だけど)感じがダメだこりゃ感を増幅させ、3巻の時点でいじめられっ子だったはずの主人公が最も勇ましく見えてくる。 幼馴染の睦月ちゃんがひどい目にあわないといいなと思うのだが、そもそもこんなストーリーでひどい目にあわないわけがないよね。合掌。