あらすじついに仲間たちと合流した志隈。しかし、彼らの前に機械仕掛けの獣が出現。叫び声とともに放たれる正体不明の攻撃に仲間は重傷を負う。さらに脱出へのハシゴは何者かにより破壊され、志隈たちは何が待ち構えているかわからないトンネルの奥へと向かうことに。そこには、檻に囚われた大量の乗客たちの姿があった…。新たな人間殺戮動物が続々登場の第4巻!
地下鉄が脱線、停止してしまったものの車両の中にいた人々は外から巨大なクマのような謎の生物たちに襲われ…というよくある話。 というと失礼だけど、このパターンももはや王道と言えるぐらい浸透してきたようで慣れてしまうと結構好きで読んでしまう。 ハカイジュウを思い出させるような展開に加え一緒に逃げる乗り合わせた乗客たちの仲の悪い(他人だから当たり前だけど)感じがダメだこりゃ感を増幅させ、3巻の時点でいじめられっ子だったはずの主人公が最も勇ましく見えてくる。 幼馴染の睦月ちゃんがひどい目にあわないといいなと思うのだが、そもそもこんなストーリーでひどい目にあわないわけがないよね。合掌。