あらすじ路銀を稼ぐため道場を潰滅させ、逃亡を続ける弓場雪岳。日に日に凶暴性を増す「獣」は奈緒を完全に我が妻とし、道中の屋敷に身を隠そうと押し入る。さらなる犠牲を望まない奈緒は、迫る弓場に最後の抵抗を見せるも…。一方、疑心暗鬼になりながらも、雪岳の兄・道範を信じ、奈緒がいるという屋敷を目指す磐音。逸る気持ちを抑え、屋敷に踏み込んだ磐音が見た恐るべき光景とは…!
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 原作を全く読んでなくても楽しめた。ただ3部構成で藩の内紛編、10人抜き編、弓場雪岳編とあるが、一番最後の弓場雪岳編だけなにかがおかしい。wikipediaで見てもほとんど情報がないしいくら調べても弓場雪岳がそんなに重要そうなキャラクターではないがこのかざま鋭二版だと重要なクレイジーキャラとして登場する ・特に好きなところは? 弓場雪岳の存在。漫画ゴラクでかざま鋭二が原作なしで描いた霧島嵐児の無茶苦茶さを思い出させる。少年誌ではまず出てこないし青年誌でもあまり見かけない感じの下衆いキャラだった。あと最後取ってつけたように改心したところもいい ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 藩の内紛編は時代劇漫画として面白いし、10人抜き編はサスペンス的な要素もあり楽しめます。弓場雪岳編に関しては読んだ感想をこちらが知りたいくらいです。あとこのマンガは原作に忠実なのでしょうか?