あらすじ親友の琴平を上意討ちし失い、その琴平が斬った同じく親友の河出慎之介を失い、更にその慎之介が切った幼馴染みの舞を失い、更に更に、許婚の小林奈緒とも惜別しなくてはならなかった「御番の辻」の悲劇に打ちのめされ、江戸に出奔した坂崎磐音。しかし、ある日、その悲劇が、関前藩の上代家老・宍戸文六の陰謀であったと知らされる。第3巻の物語は、その全容を描き出す「御番の辻」の陰謀・完結編である。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 原作を全く読んでなくても楽しめた。ただ3部構成で藩の内紛編、10人抜き編、弓場雪岳編とあるが、一番最後の弓場雪岳編だけなにかがおかしい。wikipediaで見てもほとんど情報がないしいくら調べても弓場雪岳がそんなに重要そうなキャラクターではないがこのかざま鋭二版だと重要なクレイジーキャラとして登場する ・特に好きなところは? 弓場雪岳の存在。漫画ゴラクでかざま鋭二が原作なしで描いた霧島嵐児の無茶苦茶さを思い出させる。少年誌ではまず出てこないし青年誌でもあまり見かけない感じの下衆いキャラだった。あと最後取ってつけたように改心したところもいい ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 藩の内紛編は時代劇漫画として面白いし、10人抜き編はサスペンス的な要素もあり楽しめます。弓場雪岳編に関しては読んだ感想をこちらが知りたいくらいです。あとこのマンガは原作に忠実なのでしょうか?