本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
※本棚・フォローなどの各アクションメニューはこちらへ移動しました(またはフローティングメニューをご利用ください)

世界観の作り込まれた上質な王道ファンタジー

主人公のマリーはエディンバラに住む魔女。魔法の能力においては天才的ではあるが、とある理由によりロンドン教会からは疎まれており、また魔法を忌み嫌う人間も多いことから必要以上に他人と関わらないよう暮らしている。そんなマリーと暮らすことになった少年、テオ。彼は「義憤の血」と呼ばれる強力な魔力の持ち主で、それ故精霊たちを無闇に引き寄せてしまうため教会で長らく軟禁されていたが、半ば厄介者を押し付けるような形でマリーの元へ送られてくる。そんな異なる孤独を抱えた2人が「弟子と師匠」という形で共同生活を送る物語。 1話を読んだだけでもキャラクターや絵の魅力は伝わってくるが、精霊との"交渉"という魔法の設定もしっかりしており、ストーリーも王道のファンタジーの様相。さらに物語の舞台はエディンバラやロンドン、パリなど異国情緒があり、作品全体の雰囲気としても抜群に良い。 「魔法使いの嫁」や「とつくにの少女」など、ファンタジーの中にバディものの要素が織り込まれた作品が好きな方にはオススメしたい作品。ただ、そういった作品では割と"師匠"側のキャラは表情に乏しかったり妙に大人びたキャラクターだったりすることが多いが、この作品の場合、軟禁生活が長く外界の全てに新鮮なリアクションを魅せるテオは勿論、マリーのほうもテオや周囲の人々の一挙手一投足に対して表情豊かな反応を見せる。特にテオのマリーを慕うような言動を受けたときの表情には初々しさすら感じられる。なので他の作品と比べるとボーイミーツガール的な要素を感じるのは私だけだろうか。 (魔女だし年齢不詳だからガールじゃないんじゃね?とかいう指摘は一切受け付けません) 1巻まで読了。

sogor25
sogor25
『アザミの城の魔女』のクチコミ投稿
クチコミで好きなマンガを広めよう!
話題の種類
「マンガのクチコミってどうやって書けばいいの?」という方へ!選んだ話題に応じた書き方のヒントや例文を表示します。初めての方は、練習用ページで気軽に投稿の練習をしてみてください。
タイトル
本文
アザミの城の魔女
アザミの城の魔女
たらちねジョン
たらちねジョン
あらすじ
スコットランド・エディンバラ。寂れた便利屋を営むマリーは、世界を構成する「精霊」と交渉する術「魔法」を会得した、正真正銘の魔女。そんな彼女のもとに、ロンドンの教会から、魔法使い見習いの少年が連れられて来る。しかし、それは最厄の少年であった――。万物に宿る精霊とともに、魔女と少年は肩を寄せあい、大人になる。美しき白亜の異国を舞台に繰り広げられる、新たな魔法の物語。
アザミの城の魔女の情報の提供お待ちしてます!
掲載している内容の誤りや、この作品に関するおすすめの記事、公式情報のリンクなどはこちらからお送りください。みなさまのご協力をお願い申し上げます。
マンガリストを作ってみませんか?
この一年をマンガで振り返ろう!
テーマを選んでリスト作成にチャレンジ!

おすすめのマンガ

エリザベス~英国に捧げた生涯~【電子単行本版】

エリザベス~英国に捧げた生涯~【電子単行本版】

父親ジョージ6世の死去に伴い若くして即位したエリザベス2世。イギリス君主として70年という長きにわたり在位してきたその人生にはいくつもの困難と葛藤があった――。妹マーガレットと過ごした子ども時代からフィリップとの出会いと結婚、そして25歳での王位継承。さまざまな問題や葛藤を抱えながらも強く誠実に歩んできたエリザベス。女王としてまた国民の母として、最後まで献身的に国民に寄り添い続けた偉大なる女王・エリザベス2世――その生涯を描くロマンス・ヒューマンドラマ。全12話収録の【描き下ろし特典付き単行本版】。

#わたしのイギリス カルチャーBOX

#わたしのイギリス カルチャーBOX

イギリスカルチャーの沼へようこそ... SNSで大人気【 #わたしのイギリス】が本になりました! *電子書籍限定 「イギリスをもっと大好きになれる!」 著者が愛するイギリスカルチャーのフォト&イラスト&エッセイ集(コミック付き) マンガ家・イラストレーターである著者は、会社員時代、イギリスが好きすぎて、脱サラし渉英。食、紅茶、旅、映画、人...など、著者イチオシの“イギリスの魅力”をたっぷり詰め込んだ、カルチャーブックです。◎イギリスのおやつ ・スコーン ・クロテッドクリーム ・ヴィクトリア・スポンジ ◎イギリスの紅茶 ・アフタヌーンティー ・イングリッシュ・ブレックファースト ・ティーエチケット ◎イギリスのマナー ・スコーンの食べ方 ・ナプキンの使い方 など... 【著者:竹内絢香 Twitter:@ayakatakeuchi56 】 小さいころから絵を描くのが大好きだったけれど、大人が言う「絵描きなんて食えない」を信じて、まじめに進学のち就職。某メーカーにて海外営業を経験する。「やっぱり絵を描く仕事につきたい!」気持ちと、幼少期からの英国好きが高じて勢い脱サラ・渉英。ロンドンの美術大学に私費留学ののち、ボンドが底を尽きて帰国。現在は夢だった漫画家として、日本で絵を描いて暮らしています。ビールとお肉が大好き!

ホリー絵日記inスコットランド

ホリー絵日記inスコットランド

スコットランド人の旦那が暴君過ぎる! ! と話題沸騰の人気ブログがついに書籍化。英国片田舎に嫁いだ、生粋の日本人・ホリーのシュールな日常にニヤリが止まらない。 【内容紹介】英国の片田舎、スコットランドに嫁いだ、生粋の日本人妻ホリーの日常が描かれる、新触感のコミックエッセイ。清々しいまでに自由すぎる旦那(ダッダ)や姑(グラニー)、年子姉妹(チハナとモモカ)とおくる日々のエピソードに、なんだか笑いが止まらない。娘たちのシュールな発言&遊びや、国際家族の会話事情にも注目の一冊。

日本人嫁、英国に住んだらツッコまざるをえなかった

日本人嫁、英国に住んだらツッコまざるをえなかった

英国って、気品に満ちあふれているかと思ったら、全然違った!!?TBS系『世界の日本人妻は見た! 』にも出演の話題の英国一家!! その妻が描くクールギャグコミックエッセイ。英国の文化にツッコまざるにはいられない! Contents第1章英国のボケまくり文化にツッコまざるをえなかったツッコミの1 食文化 ツッコミの2 英国の常識と日本の常識 ツッコミの3 スコットランドってこんな国 ツッコミの4 英語と日本語のすれ違い 第2章日本のものに対するカン違いがひどくてツッコまざるをえなかったツッコミの5 日本食 ツッコミの6 日本に対するカン違いと間違い 第3章英国人の性質にツッコまざるをえなかったツッコミの7 お国柄 ツッコミの8 肥満体国 第4章英国で家族が出来たらツッコまざるをえなかったツッコミの9 妊娠と出産 ツッコミの10 育児事情 ツッコミの11 義務教育 ツッコミの12 嫁・姑&舅問題 ツッコミの13 愉快な(?)家族 スコットランド人の夫・ダッダがつぶやいた、日本に対する疑問コラムや『世界の日本人妻は見た! 』放送後、「天使すぎる! 」と話題になった2人の娘の写真も収録。描き下ろし漫画も満載の1冊です!★単行本カバー下イラスト収録★

渡英2年うめだまのイギリス自由帳

渡英2年うめだまのイギリス自由帳

日本のゲーム会社を辞めて、イギリスで就職! そして今は学生のうめだまが見た最新のイギリス。イギリスに来てよかったこと、驚いたこと、ナゾなこと。暮らし、食事、お出かけ、仕事、ファッション etc. 旅をするだけでは分からないイギリスの日常がたっぷり100エピソード!! 最高レベルの博物館に歓喜!/定時帰りは当たり前?/事実婚のカップルがたくさん/水道事情に四苦八苦!/日本の文房具は超有名!/SIMフリーが便利!/日本の配送は最高峰だった? etc.

三十路だけどロンドン暮らし

三十路だけどロンドン暮らし

Amebaブログランキング・ヨーロッパ部門1位の人気4コマブログを書籍化! 30歳で仕事を辞め、単身ロンドンに渡って2年。スーパーで見かける、お会計前に商品を食べちゃうお客さんたち…… 多少の雨には、傘をささずに濡れる街中の人々…… リンゴの丸かじり食べ歩きが当たり前のロンドン…… こっちでの暮らしは、驚いてばかりだけどあたたかい! 渡英してから出会ったイギリス人の彼との日々も掲載。ロンドンで知ったさまざまな異文化や、住んでいるからこそわかる街の見どころもご紹介。ブログに掲載された人気漫画はもちろん、書き下ろし漫画も満載! 異文化に驚いて、優しい気持ちになれるコミックエッセイ。【CONTENTS】1章 イギリスの食べものごと    日本人の知らない日本食!?/憧れのアフタヌーンティー/ファミレスのありがたさ/サイダーはお酒 / 2章 私のお店生活    食品サンプルのクオリティ/洋室に浮世絵を/妖怪好きイギリス人/家族で日本語教育 / 3章 イギリスであったほっこり話    みんなお休み日曜日/いろんな肌色/嫌いな食べものといえば/多国籍シェアハウス / 4章 まだまだ驚き! イギリス生活    全問不正解?!/ゆるすぎる接客/バニラのないアイス屋/血液型重視は日本だけ?! / 5章 ジャンルいろいろ イギリスのイベント    超新鮮クッキングショー/英国式ウエディング/音楽より酒な夏フェス/冬空の花火大会 etc...【著者プロフィール】Kana 31歳、東京都生まれ、独身。日本でイラストレーターやデザイナーをしていたが、10代のころに好きなアイドルを追いかけて行ったイギリスへの憧れを捨て切れず、30歳で仕事を辞め単身渡英。ロンドンで起きた日々の記録を4コマ漫画にしてブログにアップしたところ、みるみるうちに人気ブログに。現在はロンドンにある小さな雑貨屋で働きながら、Amebaブログ『三十路だけどロンドンライフ』を更新中。