あらすじ

山中で遭遇したクマと死闘の末、これを仕留めたチアキ。興奮冷めやらぬ彼女らを待つのは、大物の解体作業!! 北海道を舞台に描かれる、命がけの狩猟劇!!
クマ撃ちの女 1巻
小坂チアキ、職業・兼業猟師。 彼女が狙うのは、“日本最強生物”エゾヒグマ……!! 北海道を舞台に描かれる、命がけの狩猟劇!!
クマ撃ちの女 2巻
山中で遭遇したクマと死闘の末、これを仕留めたチアキ。興奮冷めやらぬ彼女らを待つのは、大物の解体作業!! 北海道を舞台に描かれる、命がけの狩猟劇!!
クマ撃ちの女 3巻
クマとの死闘の後、山に恐怖を抱くようになったチアキ。山に入れない状態が続くチアキに、“クセ者”師匠から連絡があって――。北海道を舞台に描かれる、命がけの狩猟劇!!
クマ撃ちの女 4巻
師匠の教えを受け、立て続けにクマ仕留めたチアキ。一方、そんなチアキの噂を聞きつけた地元の猟友会が動きだし――。北海道を舞台に描かれる、命がけの狩猟劇!!
クマ撃ちの女 5巻
チアキとの猟を終え、ルポを出版した伊藤。本は好評を得たものの、「本当の狩猟」について書ききれていないと感じる伊藤は、翌年再びチアキの元を訪れるが――。北海道を舞台に描かれる、命がけの狩猟劇、第2部始動!!
クマ撃ちの女 6巻【電子特典付き】
クマの痕跡が見つけやすい冬。チアキは雪山猟に向けての準備を整えていた。そんな彼女の元に猟友会の北見が現れ、巻狩りへの参加を求めるのだが――。北海道を舞台に描かれる、命がけの狩猟劇!! 【電子版特典】巻末には電子書籍限定のイラストを収録!
クマ撃ちの女 7巻【電子特典付き】
チアキのおじ・カツヤが語るクマ撃ちの恐ろしさ…。仲間を犠牲に逃げ延びた、凄惨な過去が語られる! 北海道を舞台に描かれる、命がけの狩猟劇!! 【電子版特典】巻末には電子書籍限定のイラストを収録!
クマ撃ちの女 8巻【電子特典付き】
クマが家族連れを襲う事件が発生! 警察や猟友会と共に、クマの進路を追うチアキだったが、襲ったクマの正体がわかって――!? 北海道を舞台に描かれる、命がけの狩猟劇!! 【電子版特典】巻末には電子書籍限定のカラーイラストを収録!
クマ撃ちの女 9巻【電子特典付き】
クマに襲われた犠牲者を捜索中、ついにその形跡を発見! 宿敵の気配がする中、チアキが発した問題発言をきっかけに、事態は急展開を迎える……。北海道を舞台に描かれる、命がけの狩猟劇!! 【電子版特典】巻末には電子書籍限定のカラーイラストを収録!
クマ撃ちの女 10巻【電子特典付き】
中野の懇願により、弟子入りを認めたチアキ。猟を通じて、情を深めていく2人だったが、中野にはとある思惑があって……。自然が次々と猛威を振るう! 北海道を舞台に描かれる、命がけの狩猟劇!! 【電子版特典】巻末には電子書籍限定のカラーイラストを収録!
クマ撃ちの女 11巻【電子特典付き】
雪崩に飲み込まれたチアキ。かろうじて難を逃れた中野だったが、眼前にクマが現れた! 師匠も猟銃も雪にさらわれた中で、ひとりクマに立ち向かう……。北海道を舞台に描かれる、命がけの狩猟劇!! 【電子版特典】巻末には電子書籍限定カラーイラストを収録!
クマ撃ちの女 12巻【電子特典付き】
牙欠けのクマ討伐をめぐって袂を分かった伊藤と東京で再会することに。プレゼントを用意して待ち合わせ場所で時を待つチアキだったが、凶報が届き……。北海道を舞台に描かれる、命がけの狩猟劇!! 【電子版特典】巻末には電子書籍限定カラーイラストを収録!
クマ撃ちの女
17話がピークではない
クマ撃ちの女 安島薮太
toyoneko
toyoneko
クマ撃ちの女。タイトルどおりの内容の漫画です。女が北海道でヒグマを撃ちます 1巻はヒグマ猟の一般的な話。主人公(チアキ)にクセがあり,少しイラッとする方もいるかも 2巻に収録されている17話は主人公の過去話。あまりにも怖すぎるとTwitterなどで話題になりました https://twitter.com/poranchan/status/1182524075610009600 ただ,私はこのあとの話を追ってませんでした また,正直,このへんがピークでは…?という感触もありました ところが,その後も連載は続き,最新刊はもう7巻 一体どうなってるのだろう…?と思って続きを読んでみると,3巻以降は,それまでとは少し方向性が変わって,さらに面白い物語になってました 3巻では,平気で法律違反をするヤバげな「師匠」が登場し,チアキとの考え方の違いが描かれます 4巻以降で,チアキはクマ撃ちの技量や覚悟を高めていき,一方で,チアキの精神的な危うさ/アブなさも描写されるようになります(特徴的なのは32話) 5巻では狩猟犬が登場します。カワイイ…狩猟犬カワイイ… また,4巻くらいから,猟友会の面々が登場するようになり,チアキの世界/人間関係は広がっていきます(本格的なのは6巻から) 最初は,クセがあるうえ無鉄砲なばかりで,正直,あまり魅力的とはいえなかったチアキが,様々な経験の中で,どんどん魅力ある主人公になっていく(又は読者がその魅力を理解できるようになってくる)というのが,3巻以降のストーリーです なお,6巻まではアンリミテッドの対象です。途中で読むのをやめてしまった方も,また読んでみることをおすすめします
クマ撃ちの女
生死をかけた狩猟の現実と善悪を問う
クマ撃ちの女 安島薮太
六文銭
六文銭
3巻目になって、自分好みに面白くなってきた印象。 主人公はライターで、女性猟師チアキと一緒に狩猟現場の取材をするという話。 1巻は、狩猟の現実とか銃の扱いとかがメインだったが、2巻の最後チアキ(と、その姉)の過去の話からグッと奥行きがでて、3巻では、いわゆる違法行為を平然とするが狩りのスキルは高い師匠の話で、じわじわと自分好みに面白くなってきた。 こういうアウトローな強キャラが好きなんですよね。 なんで、出てくるとテンションあがります。 主人公たち(得てして正義、正論)とは違った独自の美学をもっていたり、キレものだったり、強さにブレがなかったりするので、謎のカッコよさがある。 主人公たちとは違う価値観で己の正しさを見せつけてくれるんです。 (るろ剣の斎藤一みたいな) そんな、チアキの師匠もすごい。 獲物がいないのに銃に弾を込めてる状態は違法なようですが、そんなものは無視。 山の中で、急に襲われて誰が守ってくれる?法律が守ってくれるのか? と言わんばかり。 確かに正論だ。 安全のために法があるはずだが、狩猟現場で安全はどっちなのか? 誰にとっての何の法なのか? 考えさせられるフレーズだ。 野生動物たちが相手の常識が全く通用しない世界に、何でも利用すると豪語する師匠。 銃、車、知識、経験を使いこなし、手際よく効率的に狩りをこなす。 邪魔な法律は無視。 目的のために、手段を選ばない男。 どっちが正しいとか言えない。 結局、ルールを守っても、死んでしまえば意味がないからだ。 ライフルとか狩猟の現場が中心で、クマを撃つとか撃たないとかの話で終わるかと思ったが、こうした法の遵守的な善悪の話もでて、ストーリーに深みがましてきた。(これも現実といえば現実だが) 3巻最後が衝撃的で、師匠どうなるんだろう…。