あらすじ

遂にアタナシアの14歳のデビュタントが始まった。クロードとダンスを踊り終えたアタナシアは、父親として自分を気遣ってくれたクロードに心からお礼を言う。小説の男子主人公・イゼキエルとダンスを踊ったりとデビュタントを楽しむアタナシアを見て、クロードは悪い虫がつかないかと気が気でない様子だ。無事にデビュタントが終わりを告げるかと思われた時、クロードとアタナシアの前に主人公姫のジェニットが現れて――!?
ある日、お姫様になってしまった件について 1

目を覚ましたらとあるネット小説の脇役姫、「アタナシア」というお姫様に転生していた。しかし、アタナシアは父親の皇帝・クロードに見捨てられた姫で、周囲にも冷たく扱われている。小説の中では、妹で主人公姫のジェニットに毒を盛った濡れ衣を着せられ、18歳の誕生日にクロードに殺されてしまう運命のアタナシア。なんとしても死亡エンドを回避するため、お城を出る準備をこっそり進めていたアタナシアは、ある日クロードの住む宮に入ってしまい――?

ある日、お姫様になってしまった件について 2

18歳の誕生日に命を落とす予定の小説の脇役姫に転生してしまったアタナシア。どうにかして冷酷な皇帝パパから距離をおこうとするけれど、なんだかパパは私をかまいたがっているようで…?

ある日、お姫様になってしまった件について 3

自身の魔力が暴走してしまい、血を吐いて倒れたアタナシア。魔法使いルーカスのお陰で一命を取り留めたが、クロードはアタナシアに過保護気味になっていく。時は流れ、アタナシアの14歳のデビュタントが近づく。小説の中では屈辱的なデビュタントになる予定だが、クロードはアタナシアの初めてのダンス相手が気になっている様子。果たして彼女が選んだ相手は……?

ある日、お姫様になってしまった件について 4

遂にアタナシアの14歳のデビュタントが始まった。クロードとダンスを踊り終えたアタナシアは、父親として自分を気遣ってくれたクロードに心からお礼を言う。小説の男子主人公・イゼキエルとダンスを踊ったりとデビュタントを楽しむアタナシアを見て、クロードは悪い虫がつかないかと気が気でない様子だ。無事にデビュタントが終わりを告げるかと思われた時、クロードとアタナシアの前に主人公姫のジェニットが現れて――!?

ある日、お姫様になってしまった件について 5

ネット小説の脇役姫「アタナシア」に転生したが、小説の中では…18歳の誕生日に父親の皇帝・クロードに殺されてしまう運命で。一歩間違えば『死』!?ハードモードな脇役姫生活のはじまりはじまり――。待望の第5巻!

ある日、お姫様になってしまった件について 6

魔力の暴走から娘を救うため身を犠牲にした代償で、記憶をなくしてしまったクロード。それからというもの、得体の知れないアタナシアの存在を疎ましく思うと同時に、失くした時間にあったであろうふたりの交流の痕跡に戸惑いを隠せない。そして、クロードの誕生日パーティーでついに、アタナシアは目の前から消えるようにと告げられて…!?

ある日、お姫様になってしまった件について 7

パパが本物姫にご執心!悲劇のエンド、確定か…!?アタナシアが皇宮を去ってから謎の頭痛に悩まされるクロードは、頻繁にジェニットを呼び出すようになる。こうして謁見の機会も増え、さらに、アタナシアも頻繁に訪ねてきてくれるようになり、家族との距離が近づく嬉しさを隠せないジェニット。しかし、謎の紳士のある一言で、ジェニットは不安に駆られて…!?

ある日、お姫様になってしまった件について 8

依然として、クロードの記憶は戻らないものの、再び皇宮での生活を始めたアタナシア――。ルーカスのおかげでクロードの体調も安定してホッとしたのも束の間、今度はジェニットとクロードの距離感に、なんだかモヤモヤとしてしまう…。そんな中、謁見に訪れたイゼキエルに突然胸の内を告げられて…!?一歩間違えば『死』のハードモードな脇役姫生活、第8巻!!

ある日、お姫様になってしまった件について 9

クロードに、少しずつ以前のように接してもらえ喜ぶアタナシア。一方、イゼキエルの想いを知ったジェニットはアタナシアへの羨望や『本当の家族』への憧れから孤独感を募らせていた。そんな彼女に寄り添うのは、アルフィアス邸に出入りする謎の男・パターソン子爵で――!?