あらすじ目を覚ましたらとあるネット小説の脇役姫、「アタナシア」というお姫様に転生していた。しかし、アタナシアは父親の皇帝・クロードに見捨てられた姫で、周囲にも冷たく扱われている。小説の中では、妹で主人公姫のジェニットに毒を盛った濡れ衣を着せられ、18歳の誕生日にクロードに殺されてしまう運命のアタナシア。なんとしても死亡エンドを回避するため、お城を出る準備をこっそり進めていたアタナシアは、ある日クロードの住む宮に入ってしまい――?
将来殺されることをいかに回避するか奔走する、宮の中にある換金性の高いものを集めるとかあまり見ない描写に少し笑ってしまいました。 予期せぬ父との遭遇で、彼女の生活ががらりと変わる。 まったく興味のなかった皇帝の父が、自身に沸いた感情を拒むかとごとくの反応とりつつも一緒に過ごすことでこの小さな生き物に感情を揺さぶられ始める。 ピリッとするところとも多いですが、ほっこりするとこがふえるといいな。 今のところジ妹ェニットはまだ出てこないけど、どうやって殺されることになるのか気になりますね。