あらすじありのままの三人を閉じ込めていた制服が穢れる、ちぎれる、奪われる――― 時に抗えないのなら、いっそ、十九歳のまま…… “ヒメゴト”を持つ三人の十九歳が繰り広げる“ヨクボウ”と“セイフク”の物語、ここに完結。
面白いし絵がきれです。話の中に吸い込まれて行って、一度読み始めたら止まらなくなりました! 非行に走る未成年の原因が親・家庭環境であること、自分のアイデンティティが周りと違うせいで殻ができ、ありのままの自分を殺してしまうこと、思春期のたわいない言葉や接し方がまるで本当のその人のような、偽物の人格形成をしてしまうこと、19歳という、大人になる手前に現れる問題に触れ、かつ殻を破れるきっかけや存在は一体どんなものなのかを教えてくれる漫画でした。