学校にも家庭にも身の置き所がなく、自分の存在が確認できない高校生・神代ユウ。ボクシングのワン・ツーを覚えた彼は“ヤンキー狩り”をするハメになり、夜の街の戦いに巻き込まれていくが…!?
“ひきこもり”の末に自殺未遂に至ったユウの心は極限まで追い込まれていた。そんな時、ボクシングのワン・ツーを覚えたユウは、自分の“居場所(ホーリーランド)を探して夜の街へ。いつしか“下北ヤンキー狩りボクサー”と名付けられ…。
自らの“居場所(=ホーリーランド)”を求めて、前に進むことを決意したユウ。その前に現れた空手使いの少年は!?
いつしか「下北ヤンキー狩りボクサー」として恐れられるようになっていたユウだが、二人の少年、シンとショウゴとの出会いにより、わずかながらも自分の「居場所」を見つけることができた。しかしそんな彼をヤンキー達は放っておかず…!?
ようやく自分の<居場所>=友達を見つけたユウだが、ヤンキー達は友達・シンを襲い、重傷を負わせてしまう。自らの<居場所>を喪失したユウの絶望と怒りは極限に達し、街のヤンキーを狩り始める。そして事件の首謀者・カトーに辿り着いたユウは…!?
親友・シンが襲われ重傷を負わされたことで、ユウの怒りと絶望は頂点に達した。街のヤンキーを次々と狩りはじめ、事件の首謀者・カトーを倒したユウ。だがそれでも暴走は止まらず、ついにマサキと激突することに──!!
親友・シンが襲われ重傷を負った事件を契機にユウは暴走を始め、ついに“路上のカリスマ”伊沢マサキと激突することになる。戦いの中、ユウは正気を取り戻すが“力”を失ってしまう。ヤンキー達の格好の標的となってしまったユウは連戦連敗を喫してしまい…!?
マサキとの因縁を終わらせようと、世田商・吉井が放った刺客・タカ。彼の罠に嵌ったマサキを救おうと、己の力をヤンキーたちに見せつけるユウだが、その力に対抗心を燃やす剣術使い・タカもまた己の“剣”に自信を持っていた。予断を許さない戦いの帰趨は――!?
世田商・吉井が“路上のカリスマ”伊沢マサキとの因縁を終わらせるべく放った刺客・タカ。罠にはまったマサキを救おうと、ユウは剣術使い・タカと対マンをはる。激突する両者の拳と剣──ユウはかろうじて勝利をおさめたが、その戦いを間近で見ていたショウゴは…!?
ユウの壮絶な戦いを目撃したショウゴは己の強さを確信するためユウに挑戦するが、ユウの圧倒的な闘技を前に何も出来ず、傷ついた心を抱えたまま姿を消してしまう。「ショウゴ敗退」の知らせを受けた空手道場の長田は、ユウを言葉巧みに道場へと引き入れ、完膚なきまでに倒すが…!!
空手の長田、ボクシングの山崎…次々と行われる戦いの中で、ユウは自分を見出せるのか…!?
学校屋上での“山崎道場”を卒業したユウは、いよいよヨシトにリベンジを申し出た。皆が注目する中、カリスマ・伊沢マサキからは“お前が街の代表だ”とも宣言された。そして、ユウは…!!
再度、ヨシトとの闘いを決断したユウは山崎に弟子入りし、新しい関係を作った。そして、闘いの時、ユウは──!!
名実共に街のトップになったユウ。しかしそれも束の間、街には新たな暗雲が…!?
街に居場所をみつけたヤンキー狩り・神代ユウ。その街に入り込んだ脱法ドラッグ“トゥルー”から聖地を守るため、ユウが戦いを始める!
街に脱法ドラッグ“トゥルー”が広がり始めた。暴力とクスリを使い、多くの街を荒らしまわってきたキング一派の仕業だった。そしてユウたちを執拗に狙う八木はキングと合流、ユウの大事なマイを拉致しようとする…。怒りが収まらないユウはキング一派の掃討を誓い、その身を再び闇に沈めた──。
若者を蝕むドラッグがユウの街にひろまり、大事な恋人にも危険が及んでしまった。ユウは元凶であるキング一派を掃討するべく、たったひとりで戦いを始めるが事態は悪い方向へと動き始めてしまう…。
居場所を探し続けたヤンキー狩り・神代ユウ。彼がみつけた答えとは!?青春を燃焼させる少年たちをリアルに描いたシリーズついに完結巻!!
いじめられっ子のユウが独学でボクシングを学び、町中のヤンキーをボコボコにしていきます。 いじめられっ子のユウは「ヤンキー狩りボクサー」と呼ばれるようになります。 ヤンキー漫画と呼ばれる事もありますが、個人的にはTHE格闘漫画だと思います。 技の解説も非常に丁寧でわかりやすいですし、主人公が格闘技(喧嘩)を通じて成長していく漫画です。 地味な男が実は強いみたいな設定は男性にはたまりませんよね!?
学校にも家庭にも居場所がない少年・神代ユウが不良狩りとして街の伝説になっていくストーリー。 ひ弱な少年が強くなり周囲を見返すといった単純な物語ではない。 強くなればなるほどに苦悩する神代の弱さや優しさがなによりも印象的だった。 暴力への嫌悪感と高揚感の狭間で思い悩んだり、仲間を傷つけられた怒りで我を忘れたり、過去の対戦相手と友情が芽生えたり……常人離れした力を身につけながらも、繊細で素直な神代に強く惹かれた。 誰といても何をしていても虚しかったり、かつての神代のように自分の居場所がわからず心を殺して生きている人はたくさんいるだろう。 街に出たら、拳を繰り出したら何か変えられるかもしれない。 今いる場所が全てではないんだ、歩みを止めなければ世界は変わるんだということを神代の生き方が教えてくれた。 今まさに悩み苦しんでいる人にも、通り過ぎて何も感じなくなってしまった人にも、もちろんそれ以外のすべての人にも是非読んでほしい作品だった。
森恒二さんってこういう漫画書かれてたんですね イキイキとしてる感じがありました 最弱少年なのにヤンキー狩りを始めるというギャップ! そして作中で「僕自身ナイフを持った相手と対峙したことがありますが…」と描かれていてヤンチャな方なのかなと… なんにせよ面白かったです!
いじめられっ子のユウが独学でボクシングを学び、町中のヤンキーをボコボコにしていきます。 いじめられっ子のユウは「ヤンキー狩りボクサー」と呼ばれるようになります。 ヤンキー漫画と呼ばれる事もありますが、個人的にはTHE格闘漫画だと思います。 技の解説も非常に丁寧でわかりやすいですし、主人公が格闘技(喧嘩)を通じて成長していく漫画です。 地味な男が実は強いみたいな設定は男性にはたまりませんよね!?