あらすじ中学生になった小葉は、偶然ジンに再会。幼い頃の記憶とは別人のような態度にとまどう。いっぽう、連続放火事件の現場で、ジンは小葉の兄コウガと出会いを果たす。燃えさかる炎の中でふたりは…!?少しずつ覚醒するジンの力の正体とは!?やがて、ジンは運命の大きな波に呑まれていく…。
桂正和先生と言えば「電影少女」や「I"s 」などのちょっとエッチな作品で少年たちに夢をみせてくれましたが、 「ZETMAN」は少年誌では描写できない性描写や暴力表現を取り入れており当時の反響は物凄いものでした。 それでありながらストーリー展開は「善」と「悪」を徹底しています。 さすがは漫画界の巨匠の力作といったところです。 あくまで個人的な考察ですが、「ZETMAN」は作者自身が「本当に書きたかった作品」だったのだと思っています。 そうじゃないとここまで力の入った作品は完成しなかったと断言できます。