あらすじ資金繰りに行き詰まった花屋の店主は、商工ローンに融資を申し込む。己の欲のため、大切なものを守るため、人は時に泥沼へとはまり込む。そして自分一人の力ではどうにもならなくなったとき、法の力を頼りに、彼らの事務所のドアをたたく。大野行政書士事務所、今日も依頼者のため全力投球!
この漫画を読んで初めて行政書士という仕事を知った。のほほんと生きているだけでは知ることのなかった世の厳しさ、大人たちのやり口をこの漫画で学んだ。法律用語が頻繁に登場するが、丁寧に説明してくれるので非常に勉強になる。法律を振りかざすのではなく、法によって弱きを助け、強きをくじく行政書士たちの姿に心打たれた。厳しくもリアルな人間ドラマがここにある。