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読めばちょっと楽になるロックな本

「女性器や生理のために『気まずい思いをする』のは当たり前?そんなわけないっしょ!!」と、この本は教えてくれる。 この漫画には、**本来大っぴらに語られることがないもの**が、初めから終わりまでアクセル全開でバンバン登場する。(**まず最初に扱うテーマが「女性の割礼」**と初っ端からヤバイ) その他魔女狩りと「魔女の印」(※「女なら3歳のときにその存在に気づいている体の部位」という表現が作中でされている)、墓に眠る女王の体の秘密、古代文明の像などなど…女性器にまつわる知られざる歴史が次々に登場する。 **常日頃、聞き手も語り手も羞恥と嫌悪から繊細に取り扱う話題がストレートに語られる衝撃はものすごい。** 正直読み始める前は、テーマがテーマだけに読むのキツいな…と思っていた。しかし、心の中で「うわぁ…うわぁ…!!」と抵抗を覚えつつ、最後まで読み通すと晴れやかな気分だった。 現在、わたしたちは当たり前のように女性器や生理の話題を忌避していて、それらのために「気まずい思いをする」ことは少なくない。 だがそれは普遍の真理ではない。 **「気まずい思いをする必要がない」社会もかつては存在していた。** なんだ、これは気まずいことじゃなかったのか…!! でも考えてみればそうだ。 古今東西たくさんの文明社会があって、そこには今の私達とは違う、ポジティブな考え方をしていた人たちだってはずなのだ。 読んでいて一番おもしろかったのが、ある文明では生理は神秘的なものだと考えられていた。その理由は、**「絶えず出血しているのにも関わらず、死ぬことがないから」**。 そんな考え方もあるのかと驚くとともに、なぜか少しうれしくなった。 **開けっぴろげでなかなか衝撃的な本だけど、読めば固定観念が覆されてちょっと楽になる本。**生理ちゃんを読んだ人は次はこっちも読んでもっと楽になってほしい。 https://www.gqjapan.jp/culture/column/20190215/modern-woman-2 https://twitter.com/fantagraphics/status/1069680212445675520?s=20

たか
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『禁断の果実 女性の身体と性のタブー』のクチコミ投稿
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禁断の果実女性の身体と性...
禁断の果実女性の身体と性のタブー
リーヴ・ストロームクヴィスト
リーヴ・ストロームクヴィスト
相川千尋
相川千尋
あらすじ
スウェーデンで激しい議論を巻き起こした問題作。 女性の身体をめぐる支配のメカニズム、性のタブーに正面から挑み、 笑いを武器に社会に斬り込むフェミニズム・ギャグ・コミック! 読めば必ず話したくなる! 「NASAが宇宙人に送った人間の絵には、女性器がなかった!」 「魔女裁判の証拠とされたのは、『奇妙な乳首』?」 「『眠れる森の美女』は生理の話?」 生理・女性器・クリトリス・女性のオーガズムについて 多くの学術研究を引用しながら知られざる事実を紹介 ●内容紹介● 女性器に興味を持ちすぎた男たち 女性器のタブー 女性のオーガズム イブたちの声 生理のタブー ●著者紹介● 作:リーヴ・ストロームクヴィスト(Liv Strömquist) 1978 年生まれ。スウェーデンの女性漫画家。コミック雑誌『Galgo』等で連載を持つ。 子どものころから漫画を描き、大学で政治学を学んだ後に、イラストと研究、ポップカルチャーをミックスした作品を制作し始める。ライオット・ガール・ムーヴメントのDIY 精神に影響をうけ、2004 年頃から友人たちとジン(自主制作の出版物)を作り始めて人気を博す。 他の作品に、恋愛関係における男女の非対称性を分析した『チャールズ皇太子の気持ち(Prins Charles Känsla)』(2010 年)、経済的不平等をとりあげた『栄華と凋落(Uppgång & Fall)』(2016 年)、ダメな夫や恋人を持つ有名人女性を分析する『アイム・エブリ・ウーマン※スウェーデン語タイトル=アインシュタインの新妻(Einsteins nya fru)』(2018年)などがある。 2012 年、スウェーデンでもっとも優れた漫画家に与えられる「アダムソン賞」、2013 年には新聞雑誌のイラストレーターに与えられるスウェーデンの賞「EWK 賞」を受賞。 訳者:相川千尋(Chihiro Aikawa) 1982年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科修了。仏和辞典編集を経てフランス語翻訳者に。共訳にトマ・ピケティ『格差と再分配──20世紀フランスの資本』(2016年、早川書房)、ジュリア・カジェ『なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか』(2015年、徳間書店)。
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綺譚花物語

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見えない違い 私はアスペルガー

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マルグリット、27歳。 本当の自分を知ることで、私の世界は色付きはじめた。 アスペルガー女子の日常を描く、フランスでベストセラーになったアスペルガー当事者による原作をマンガ化! 「アスピー」たちの体験談と、医師による日常生活へのアドバイスも収録。 大好評『マッドジャーマンズ』に続く、欧州発社会派コミック第2弾! ●内容紹介● 専門家による解説(キャロル・タルディフ、ブリュノ・ジェプネ) 巻末解説「自閉症って何?」「アスペルガー症候群って、何だろう?」 ・自閉症の歴史を少し… ・自閉症への理解が遅れているフランス ・フランスにおける現状 ・アスペルガー症候群とは ・「アスピー」であるということ ・強いこだわり ・社会的インタラクション(相互作用)の困難 ・感覚過敏 ・その他の特性(自閉症の人たちの性的特性) ・適応するための戦略 ・アスピーの強み  ●著者紹介● 原作:ジュリー・ダシェ(Julie Dachez) ナント在住の社会心理学博士。27歳のときにアスペルガー症候群と診断された。自身が運営するブログとYouTubeチャンネルは、累計で150万ビュー以上を誇る。現在、さまざまなメディアに出演し、講演活動を行なっている。他の著書に、『あなたの殻の中で──自閉症者の言葉に耳を傾けよう!(Dans ta bulle: Les autistes ont la parole: écoutons-les !)』がある。 作画:マドモワゼル・カロリーヌ(Mademoiselle Caroline) パリ生まれ、現在オート=サヴォワ県在住のイラストレーター、バンド・デシネ作家。 他の作品に、自伝的作品『パリを離れる(Quitter Paris)』、『私は月曜日に反ダイエットを始める(Je commence lundi, le régime anti-régime)』、三度にわたる鬱の体験を描いた『自由落下──深淵日記(Chute libre, carnets du gouffre)』、『妊娠って大変!(Enceinte ! C’est pas une mince affair)』や『BDで読むバカでもわかる結婚(Le Mariage pour les Nuls en BD)』、『ツーリスト(Touriste)』(作画、ジュリアン・ブラン=グラ原作)などがある。 訳者:原 正人(Masato Hara) 1974年静岡県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科フランス文学専攻博士前期課程修了。フランス語圏のマンガ“バンド・デシネ”を精力的に紹介するフランス語翻訳者。フレデリック・ペータース『青い薬』(青土社、2013年)、ジャン・レニョ&エミール・ブラヴォ『ぼくのママはアメリカにいるんだ』(本の雑誌社、2018年)、アレックス・アリス『星々の城⑴1869年:宇宙の征服』(双葉社、2018年)など訳書多数。監修に『はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド』(玄光社、2013年)がある。

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わたしが「軽さ」を取り戻すまで  “シャルリ・エブド”を生き残って

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あの日を境に、私は「軽さ」を失った―― シャルリ・エブド襲撃事件生存者、喪失と回復の記録 2015年1月7日、パリで発生したテロ事件により12人の同僚を失うなか、 ほんのわずかな偶然によって生き残ったカトリーヌ。 深い喪失感に苛まれながらも、美に触れることによって、 彼女は自分を、その軽やかさを少しずつ取り戻す。 序文:フィリップ・ランソン(2018年フェミナ賞受賞) ウォリンスキー賞(ル・ポワン誌主催)、ジュネーヴ・テプフェール賞受賞 アングレーム国際マンガフェスティバル作品賞候補最終ノミネート ●内容紹介● シャルリ・エブド襲撃で、「軽さ」を失ったカトリーヌ。「人生の補佐役」たるプルーストゆかりの地をめぐるも、なにも感じない。事件で犠牲になった仲間の言葉も思い出せない。1月11日、フランス全土で400万人がテロに抗議する「共和国の行進」。暴力のツナミの後にきたのは支援のツナミ――。 そんな「1月7日症候群」を相殺するため、スタンダールが経験したように「美に埋もれ、溺れたい」と願い、彼女はイタリアへと飛び立つ。 美と文学で悲しみ(トラウマ)を乗り越える1年間の記録 ●著者紹介● カトリーヌ・ムリス 1980年生まれ。25歳のときに風刺画家のリュスとシャルブに誘われ『シャルリ・エブド』に加わり、報道マンガの世界に入る。主な作品に、『Mes Hommes de lettres(わたしの愛する文学者たち)』(2008年)、『Moderne Olympia(現代のオランピア)』(2014年)など。 ○訳者: 大西 愛子 1953年、東京生まれ。フランス語翻訳・通訳。父親の仕事の都合でフランス及びフランス語圏で育つ。バンド・デシネの翻訳多数。

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スピン

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あの頃、わたしにはスケートの才能があった。それが煩わしかった。そして、ひそかに女の人に恋をした。何度も何度も。わずか22歳にしてイグナッツ賞&ブロークンフロンティア賞受賞、アイズナー賞候補!グラッフィック・ノベル界を震撼させた新たな才能が描く、スケートと同性への恋に目覚め、喜び、泣いた、ひとりの少女の青春メモワール。

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ある夜、パリの街の、とある路肩のベンチに座っていたエロイーズは、ふと気づくと記憶を失っていた。 自分が誰なのか。 なぜ記憶を失ってしまったのか。 いっこうに思い出せない彼女は、自分のことを調べはじめる。 そんなエロイーズに待ち受ける答えとは? 今、本当の“自分探し”の旅がはじまる――。

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胸なし、金なし、男なし。あるのは大きなお尻だけ。 パリで暮らすアラサーOL・ジョゼフィーヌのさえない毎日を描いた、超人気おひとりさまコミック! ・ろくな男がいないと思う ・オシャレとワインが大好き ・人には言えないコンプレックスがある ・最近、鏡に映る姿が自分の母親に似てきた ・毎日頑張って働いている ・最近、ペットの購入を考えている そんな、すべての女子に読んでほしい、極上のフレンチコミック!

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ねこ8匹分の幸せと暮らしています。

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韓国のベストセラー猫コミックエッセイが、ついに日本で発売!! 閑静な田舎暮らしを楽しもうとした家族の前に、野良ねこのミミが現れ、居候を始める。1カ月後には7匹のねこが産まれ、突然8匹のねこと暮らすことに―――。「ねこはありがたい人に恩返しをすると聞いたが、私たちも何かをもらった」田舎で繰り広げられる家族4人と野良ねこ8匹の心温まる物語。●目次第1章 赤ちゃんねこ時代第2章 子ねこ時代第3章 独立したころ第4章 青年ねこ時代第5章 大人のねこになったBonus Track#1 尽きない話Bonus Track#2 まだらねこのBonus Track#3 ツバメの話Bonus Track#4 独り立ち

クレール

クレール

今を生きる、悩める女性に贈るフレンチコミック。仕事は順調。でも恋愛は長続きせず、結婚は夢のまた夢。そんな「今」を生きる30代中盤、独身の女性の悩みと、これからをどう生きて行くのかを描いた物語。●あらすじ クレールは新生児室(NICU)に勤める32 歳の看護師。仕事熱心だけど、プライベートでは相手との関係が長続きしないのが悩み。親友や職場の同僚は順調にパートナーを見つけ、家庭を築いているのに――。そんなある日のこと、パーティーでフランクという男性と知り合いに。今度こそ運命の人だと信じ、同棲し始めるクレールだが……。拭えない男女間の考え方の壁、恋人や夫と一緒に暮らすということ、親世代と今の生き方の違い、仕事に向き合うということ、性生活の悩み、家族を持つことへの憧れと現実、そして出産のこと。淡々としているのに、なんだか胸にジンワリ響いてくる、女のリアルが描かれたフランスのベストセラー作! あとがき(寄稿):山内マリコ

ジェジョン イン ジャパン

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29歳になるジェジョンは、新しいことにチャレンジすることを忘れ、マレーシアで平凡で退屈な日々を送っていました。そこに突然、海外留学のオファーが!マレーシアから離れ、京都で新生活を送ることになったジェジョンに、いったい何が起こるでしょう?文化ギャップの間で起こるできごとと、それを乗り越えようとするジェジョンの物語をお楽しみください!