『先生の白い嘘』鳥飼茜、衝撃最新作。書けない小説家・加治理津子(かじりつこ)。ある日、かつて最も心を許した男友達・アオイが夢に現れ、理津子に問いかけた。「それ ほんとうに お前の人生?」電話の着信で目が覚めた理津子は、アオイが自殺したことを知らされる。昔輝いていた夢、現在の夫婦生活、大切な人の死… 目を背けていた“喪失”の人生が 動き始める―― 【サターンリターン/土星回帰】意味… 土星の公転周期が約30年であること。そのことから占星術では、約30年に一度、人生での大きな転機が訪れると言われる。土星は「凶」の象徴であり、この時期に人は自殺しやすいとも言われる。
「このマンガがすごい!オンナ編」2014に第9位を獲得した、注目作家鳥飼茜の青年誌最新作、登場!原美鈴は24歳の高校教師。生徒を教師の高みから観察する平穏な毎日は、友人・美奈子の婚約者、早藤の登場により揺らぎ始める。二人の間に、いったい何があったのか?――男と女の間に横たわる性の不平等をえぐる問題作、登場!
友達ゼロ同士の女3人、同居開始! 「同居人募集!お友達のいない方歓迎!」 ●加南(かな)(31)他人に“お母さん”と呼ばれることにモニョるバツ1シングルマザー●悠里(ゆうり)(28)初めての男が妻ありの不倫愛だったセカンドバージンのまじめOL ●奈央(なお)(36) 女の人に関心がない超モテ股ゆる女家主 一軒家でルームシェアを始めた3人の共通点は「友だちがいない」女たちの食卓では非モテの根源、オバサン問題、受け身の性欲、“女の人生”比べ、……とおしゃべりが止まらない!! 世間におののく女たちに捧ぐ、デトックス同居物語!
2023年10月某日。間戸かすみ(28歳)はカフェのトイレで妊娠検査をしていた。元カレと再会した勢いでの一夜の避妊ミス。結果「陰性」に歓喜するのも束の間、上司からは仕事のお叱りメールが届く。なんだか、自分の人生、前途0点…? そんなある日、7年前に線路に落ちた少女を助けた、間戸を含めた4人で7年ぶりに集まらないかという誘いが舞い込む――。悠々自適な一人暮らし・佐津川和歌(34歳)、離婚ほやほや・木目田天(28歳)、間戸の憧れの彼・堂島直(25歳)。7年ぶりに再会したちょっぴり変わった大人たち4人による、サスペンスラブコメディ!
29歳。3年物の彼氏に振られて残ったのは“家族”でした。友達よりも気楽、けど時にめっちゃ憎らしい。そんな“女家族”の物語。――同棲していた恋人に振られた有香(ありか)、29歳。25歳の妹・すみ香(すみか)と母親の住む地元・大阪に帰省するも癒されるどころか鞭打たれ、ついには“母親命令”により妹と東京で同居することに。『さらぴんの生活、始めよーやあ!』姉妹と母親、“おんなだけ”の家族物語、いざ開幕!!
かつてない豪華な執筆陣が集まった、ZQNをテーマにしたアイアムアヒーロー公式アンソロジーコミック。それは、息をするのか。それは、何か思うのか。それは、しあわせな記憶はあるのか。それは、恋をするのか。個性が爆裂する作家陣が、それぞれの得意分野を活かしたZQNを描き出します。参加作家: 水沢悦子(『花のズボラ飯』『ヤコとポコ』) 伊藤潤二(『富江』『うずまき』) 石黒正数(『それでも町は廻っている』『木曜日のフルット』) 乃木坂太郎(『医龍』『幽霊塔』) オジロマコト(『冨士山さんは思春期』『カテキン』) 横槍メンゴ(『クズの本懐』『レトルトパウチ!』) 鳥飼茜(『先生の白い嘘』『地獄のガールフレンド』) 吉本浩二(『ブラック・ジャック創作秘話』『カツシン』)
『先生の白い嘘』『おんなのいえ』『地獄のガールフレンド』などの作品で現代日本の女性たちの生々しい感情を描いてきた人気マンガ家が、近未来ディストピア設定の世界観に生きる女性たちを描く意欲作。
性と恋にまつわるオムニバス 道を歩くだけで知らない男性から口笛を吹かれる、“フツー”になりたくてセックスとお札を交換する、恋をする、「あなたになりたい」と願う、自己嫌悪と嫉妬で、息もできない… 『先生の白い嘘』などの鳥飼茜が描く、様々な感情に溺れそうな10代の女の子たち。それは、どれも私たちの身に覚えのあるものだ。…「大丈夫?」これは読む者を打ちのめし、そして、救う物語。表題作のほか、“感染”をキーワードに女の嫉妬を肉筆したホラー『鬼さんこちら』(週刊ビッグコミックスピリッツ掲載)など全8編を収録。
著者初の週刊連載作品「ロマンス暴風域」(週刊SPA!にて連載)が待望の単行本化! 高校の臨時教員であるサトミンは、講師の契約期限は迫り学生時代に付き合った彼女と別れて以降独り身が続いている。しかも婚活では非正規職であることを理由に相手にされず、恋愛に対して自信を喪失中。しかし、気分転換に行った風俗で出会ったせりかに、お金や肩書など関係ない“運命の出会い]”を感じる。客と風俗嬢の関係からスタートした2人の仲は接近していき……。肩書、年齢、男性であること――。目を背けることのできない現実に惑う主人公が求める、真実の愛とはなにか。“恋愛弱者のロマンス"ここに開幕!
主婦の危うい心の機微を描いた「いきとうと」、女子高生の淡い恋が可愛らしい「家出娘」、ラストの鮮烈なイメージが印象的な「白鳥公園」、別れた男女の再会の意外な結末とは? 最新作の「You’ve gotta ラブソング」。主人公や趣向を変えて鳥飼茜が描き出す男と女の間に横たわる深い溝に横たわる真実の物語。
都の恋路、上ル下ル。仕事の路地(ろおじ)、いったりきたり。――堂本一保(どうもと・かずほ)・社会人3年目、25歳。きれいな(だけどこき使う)姉2人、かわいい(けど貪欲な)年下彼女に囲まれて、むっちゃええ日々、過ごしてます。京(みやこ)の恋はちょっと濃いめ。鴨川沿いでケンカして……川端通で出会って……木屋町で飲んだくれ……市役所付近で心惹かれ……読むと京都に行きたくなる!