いくえみ先生の漫画は、無性に読みたくなる時があって読み返したくなる時もある。 初めて読んだのですが、バラ色の明日ってタイトルの意味がこの6巻の中に埋め尽くされている様な気がした。 何話か背筋がゾワッてする話もあって、言葉の選び方もさすがだなと思います。 最近は間も感じる様になってきて、それだけ集中して読み入っちゃってるんでしょうかね。 自分の中のバラ色の明日ってどんな日だろうと想像してしまいました。
主人公の十川善十が頼りないし、ダメダメなんだけど、母性本能をくすぐってくるタイプで助けてあげたくなる。 心の声は、とても分かりやすく、そうかそうかと思いながらその世界に入っていける。 人には、表の顔と裏の顔があるし、好き嫌い、駆け引き、やきもち、自分では理解できない気持ちもたくさんある。 そういう、心の機微をいくえみ作品は、描いてくれる。 やきとりやのおじさんの話には、涙が出た。 3巻まで読了。
じゅうぶんファンタジーなんだがすげー良かったので拡めたい 読了直後の今は胸いっぱいで…とにかく、良かった。
皆が優しすぎるからいけないんだ! 心をオブラートに包むからいけないんだ! 自分に正直になること=幸せになること?とは限らないけど、人の心って時間とともに変化していくものでもあるけど、ずっと変わらない部分も持ち合わせている。 人間って難しいし、めんどくさいし、嫌になる。 生まれた環境にも、両親にも、友達にもいろいろな物に触れて人間ができていく。その時の、気持ち、自分に向き合う時間、立ち止まって考える思考能力を大切にしないと後々後悔しそう。 等々、色々考えさせられる作品でした。
私が、小学生の頃の法事とか何かの集まりで親戚一同集まってわやわやしていた感じを思い出して、懐かしくて優しい気持ちになりました。 あの頃は、本当に楽しかったなぁ。 皆、人に気を遣わず好きなこと言って、お坊さんがお経を唱えている時、くすくす笑ったり、足がしびれている人の足をわざと触ってもがいている姿を楽しんだり、大人の話があるときには、近所のお好み焼き屋に行ってお好み焼き食べたり、駄菓子屋に行ってホームランバー買って当たりを引いて喜んだり・・・。 そんな懐かしい光景を思い出させてくれました。 所々ジ~ンとします。
母子家庭がありました。 母親の胡桃さん、長女の林檎、次女の杏。 そしてそこに、父親の愛人の子、れもんが一緒に住むことになりました。 一緒に暮らしていた祖父母が亡くなったり、痴ほう症で施設に入ったので。 不思議な生活の始まりです。 そこに、植木屋を始めたばかりのイズミが加わり、人間関係がごちゃごちゃになってきました。 最終的には、誰か幸せになったのか・・・? 読んでみてください。
いくえみ先生の描くキャラクターは、本当に実在しているのではないかと思うくらい会話のテンポが良くて気持ちいい♬ そして、コマ割りも好き!! 也映子と理人君は素敵なカップル💓 そして、幸恵さんもいい味出してて魅力的! 完結ですが、この続きも描いて欲しいです。
人の心のひだをほじほじされる感じ。 皆、表があって、もちろん裏もあって、どこまで心に閉じ込められるか。 どこまで、人に伝えるのか・・・。 人との距離感でどこまで許されるのか? それは、伝えるべきなのか? 伝える必要があるのか? 自分を変えるべきなのか? 深すぎる・・・。 色々考えさせられました。
誰か幸せになってほしいと、最終巻まで読みましたが、・・・。 離婚した方が幸せになることもありますね。 いくえみ先生は、人間の奥底に潜むドロドロしたものを、うまくに表現されていると感じました。 表面には見えない、人それぞれのもしかしたら自分でも気づかないふりをしてやり過ごしているもの。 隠し続けた方が幸せなのか? でも、自分が苦しくなるし…。 幸せの形は、色々あるが、突き詰めた本当の幸せを得るのは、難しそう。
『ファブ郎』という売れ筋キャラを持っているものの、それ以外は鳴かず飛ばずの40歳の漫画家薔子。 家事全般とお世話係の妹の直子と二人で暮らしていたが、結婚を機に地元に帰郷してしまい、一人暮らしに。 これから、少女漫画を描こうとキラキラを探しているときに、そのキラキラと出会った!! バツイチで息子と二人暮らし、ドラマ制作をしている鷹野。 鷹野は、以前から薔子の事が気になってた様子が、所々で感じられる。 後は、そのニュアンスを薔子が上手く受け止められるか? とても、素直な鷹野には、好感度しか感じられないが・・・。 早く時間が読みたい!!
いくえみ先生の漫画は、無性に読みたくなる時があって読み返したくなる時もある。 初めて読んだのですが、バラ色の明日ってタイトルの意味がこの6巻の中に埋め尽くされている様な気がした。 何話か背筋がゾワッてする話もあって、言葉の選び方もさすがだなと思います。 最近は間も感じる様になってきて、それだけ集中して読み入っちゃってるんでしょうかね。 自分の中のバラ色の明日ってどんな日だろうと想像してしまいました。