「マンガ」は、漫画家だけのものじゃない。編集者、営業、宣伝、製版、印刷、デザイナー、取次、書店員…。数えきれないマンガの裏方たちのリレーで、読者の手に届くもの。そう、裏方の熱き想いがあるからこそ「マンガは売れる」んです!マンガに関わる一人ひとりの人間ドラマをぐいっと描く本作、全ての仕事人へのエール漫画です!!!
【少女漫画を愛する、すべての人へ!】『ベルサイユのばら』、『ガラスの仮面』、『パタリロ!』、『あさきゆめみし』、『おしゃべり階段』… 私たちのそばには、いつだって“少女漫画”があった――…! 松田奈緒子が贈る、名作少女漫画5作へのリスペクトが込められた、愛情たっぷりのオムニバスストーリー!
「16の頃あなたに抱かれてから 僕はあなたから離れられない」 女子大で憲法学を教える門馬太郎(もんまたろう)は、「奇跡の40代」と言われる42歳。独身を貫く彼は、10代から離れられない女(ひと)がいる。16歳の時、ケガで入院した太郎を担当した医師・怜(れい)。彼女は16の太郎を抱き、16の太郎は彼女に抱かれた。しかし、彼女は既婚者で――。初恋は、甘い恋か、悪い恋か――。『重版出来!』の松田奈緒子が描く、甘くひりつく大人の恋愛譚、開幕――!
日本に団地がにょきにょき建ってた1970年代。子どもは今よりワンパクで、大人は今よりタフだった!団地っ子の団地っ子による、ときどきじんわ~り、のち爆笑!な1冊。
恋に仕事に人生に、大正文豪も忙しいのだ!!――“僕たちはただ百年残る言葉を探しているのだそのために今生きているのだ”文壇のスーパースター、芥川龍之介(あくたがわ・りゅうのすけ)。緻密に入念に作品を彫琢する一方で、女の罠にコロリとはまってしまう偏屈でハンサムな愛すべき男の素顔とは……?数多のマンガ読みが偏愛する奇才・松田奈緒子がデビューまえから温めてきた待望作!
元祖・歴女のヘッポコ・ラブコメディ。主人公:鞠手ノ公路 綾(30)。 職業:ミステリ作家。戦国・江戸オタク。好きな武将:直江兼続。『重版出来!』の松田奈緒子、幻の名作が完全版で待望の復刊。本編(15編)に加え、デビュー20周年を記念した2万字ロングインタビュー(前編)、下絵・予告カットなどたっぷり収録。綾と稲造、あの名(迷)カップルに再び逢える
メーキャップアーティストを志す手塚ちさは憧れのカリスマ・田畑美伊子の下で働き始める。恋人・晴との付合いも順調で幸せな日々を送っていたが、美伊子には悪い噂があり…。
――舞台は下北沢。超ワガママなイトコ・真夜のお供で上京した千帆子は、専門学校へ通おうとするが、詐欺に遭ってしまう。初めての東京での生活に途方に暮れる千帆子を救ったのは、ナゾの美人・ミチだった。今、下北マジックが起こる!! 【同時収録】一週間のミチ
いくえみ綾、志村貴子、藤村真理、谷川史子、松田奈緒子、高野雀、磯谷友紀、池辺葵、久世番子さんら42人が結集した、女子漫画家のグルメエッセイ最旬アンソロジーです。今までで一番感動したあのケーキ、今も忘れられないあの惣菜、いつか貰いたい憧れのあの和菓子! 定番チョコから、老舗和菓子、人気のクッキー、最新スイーツまで、おいしいグルメ情報が満載です! これらを貰えたら、漫画家さんも原稿アップが早くなること間違いなし(笑)
種堂(たねどう)准教授が研究を続けている「嘔吐中枢花被性疾患」通称「花吐き病」。その症状は、片思いをこじらせて苦しくなると突然花を吐いてしまうというもの。はるか昔から流行・潜伏を繰り返しながら現代まで続くこの不思議な病気をめぐる、せつなくて切実な恋物語。
サラリーマンの傍らホストとして働き始めた父。会社の元上司と不倫を続ける長女。志望大学に落ちて引きこもりになった長男。政治家やおいに盛り上がるあまり、日本の政治を憂う次女。個性豊かな宮澤(みやざわ)家の面々が繰り広げる、コミカルでハートウォーミングな物語。
『重版出来!』の松田奈緒子が贈るおんなの天国と地獄。「雪月花/大門パラダイス」に加え、極上に切ない掌編漫画を描き下ろし! 木綿のような、強く匂う華のような、夢二の美人画のような、炎のような、堕ちてもくさらないおんなたちの人生。 雪月花───明治時代、裕福な家庭に育った質素で学問好きな姉・光子(みつこ)と、派手で男に愛される妹・喜久子(きくこ)。正反対の姉妹は、お互いの出生の秘密を知り…。大門パラダイス───大正8年。吉原(よしわら)遊郭に売られ初見世(はつみせ)を迎えた「紅(くれない)」こと、りん。人生を儚むりんに、ある御仁が言葉を授けた。「仕事を蔑んでも自分を蔑んじゃいけない」心から勤めることに徹したりんは、強く美しい花魁(おいらん)へと成長してゆく。