【四季賞新人戦】なんでもそつなくこなす教師の淀川京子(よどかわきょうこ)は、ある日、空気の読めない新米教師・天満(てんま)の指導係を任される。京子は不登校の女子生徒に学校に来てもらうため働きかけてはいるものの、踏み込むことにためらっていたが、天満はぐいぐい生徒との距離を縮めていく──。「たかが他人」と関わる社会で、ちょっとだけ前向きになれる物語。(good!アフタヌーン2023年7月号)
【アフタヌーン四季賞2022秋 安野モヨコ特別賞】体が大きいことをからかわれている中学生のコタロウ。「そういうノリ」だと我慢していたが、ある日、隠れて泣いているところをクラスの問題児女子・嵐(あらし)さんに見つかってしまう。(good!アフタヌーン2023年1月号)
不快になる嫌な悪ノリ。でも空気を読んで真に受けないように笑って誤魔化す。 その方がその場は楽だから。でもめっちゃチリつもでいつか爆発する。 学生の悪ノリで傷ついたことある人多いと思う。 いじめられても強がって弱い所を見せない人も、傷付いてない訳がない。 みんな自分を守るために必死に生きてる。 嫌なことを素直に伝えることがどれだけ難しくて勇気がいることが実感するお話。 最後、殻を破れて本当に良かった!
些細な悪口がノリだとしても言われた方はめちゃ傷ついていると思います。 その場の空気が悪くならないように笑ってごまかす事あるよな~。っと同感しました。 嵐さんも強がっているけど本当はつらいだろうし、なんでいじめられているかわからないけど何かきっかけがあったのか、目立つからって理由だけなのか。。。 思っている事を言うのは勇気がいることだと思うけど、いじめもなくなって平和な日々がきたらいいな。と思いました。
「ささやかだけど、確かな一歩」編集部の人が書いたものだと思うけど、それだな、と思いました。コタロウと嵐さんが関わることで2人の気持ちに変化が生まれたけど、それが現状の劇的な改善につながることはないし、コタロウのいうとおり周りから人が離れるかもしれない。でも確かな一歩を踏み出せたのは確かであの行動を後悔するようなことにはならないでほしいですね。それもそうだけど、嵐さんのコタロウに対する「いいよな見た目が強そうなやつは」「私はどんなに抵抗しても変わらない」というのも見過ごしてはいけない大事なメッセージなのかなと思います。
不快になる嫌な悪ノリ。でも空気を読んで真に受けないように笑って誤魔化す。 その方がその場は楽だから。でもめっちゃチリつもでいつか爆発する。 学生の悪ノリで傷ついたことある人多いと思う。 いじめられても強がって弱い所を見せない人も、傷付いてない訳がない。 みんな自分を守るために必死に生きてる。 嫌なことを素直に伝えることがどれだけ難しくて勇気がいることが実感するお話。 最後、殻を破れて本当に良かった!