※ネタバレを含むクチコミです。
おもろい
おもろかった
ウワァ…って心に来ちゃう描写がいつ来るんだ…とハラハラしてしまう。 物語はどう動いて行くのか、二巻以降が楽しみ。
「GANTZ」も「いぬやしき」も丁寧に描いたリアリティの上に成り立っているけど起こることは急だ。 一話目からやりたいことは分かる。 しかし、GIGANTは立ち上げから一体話がどこに転がっていくのか、何マンガか分からない怖さがある。 高校生の恋模様があれば、AV女優に出会い、近所に変な人がいて、世間では不可解な事件が頻発。 それでも1巻では、これから確実に何かが起き、それと対抗していくであろう何かを目的までゆっくり描いてくれている。 徐々に分かりつつある事実と溜めたフラストレーションはどういう形で発散されるのか。 タイトルからもなんとなく予想はできるけども。きっと超えてきてくれるんだろうなとどうしても期待してしまう。
説明不要のSFマンガ GANTZ 死んだと思ったら黒い球体のある部屋に飛ばされて説明も無しに謎の宇宙人らしき生物と戦わされる、なんとも、はた迷惑な話ですが 何故戦わなければならないのか?などの説明など一切ないにも関わらず、登場人物たちと同調するように恐る恐る読み進めてしまう切迫した空気が漂う序盤は見ものです。 主人公の玄野が覚醒した後はバトル漫画として面白いですが、その前の次何が来るの…もうやめて…という緊張感が味わえるホラーSFな序盤の方がおススメです。 あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編は、読後に寺に行くのが怖くなるくらい衝撃的でした。
【掲載誌】 ビッグコミックスペリオール2018年第1号(2017年12月8日発売)より連載開始 【代表作】 『GANTZ』 『いぬやしき』 【受賞歴】 『変』 ヤングジャンプ 青年漫画大賞 準入選 【公式ページなど】 奥浩哉 Twitter https://twitter.com/hiroya_oku?lang=ja GIGANT公式 Twitter https://twitter.com/gigant_superior
冴えない苦労人だが心優しいの犬屋敷壱郎(58)が、ひょんなことから未知の生命体に遭遇し、朝起きるとサイボーグになっていたというお話。 犬屋敷壱郎の生活圏内で巻き起こるミクロなことに対して、サイボーグになり、赤の他人を助けることのできる力を持ったことから、これまで干渉してこなかった生活圏外のマクロなことにも関わっていく。その中で変化していく犬屋敷壱郎が面白く、どんどん読み進めてしまいます。 それに加えて、奥先生の作品には、必ずと言っていいほどゲスを極めに極めた本当にイヤ〜な悪役が沢山登場します。 本作に登場する鮫島さんは、指折りのゲスを極めに極めた本当にイヤ〜〜〜〜な悪役です。 好感を一切持てないレベルの悪行の数々に実写でどう表現すんの…と製作者側を心配してしまいます。 鮫島に犬屋敷壱郎が立ち向かっていくシーンはなんとも言えないグッとくるモノがあります。 実写映画を見る前に、是非鮫島さんを原作でチェックしてくれると嬉しいです。
おじいちゃんブーム来てますね。「銀狼ブラッドボーン」「辺境の老騎士」「Candy&Cigarette」「シノビノ」・・・。まぁでもまずは何といってもこれでしょう、「いぬやしき」! GANTZでも知られる奥浩哉先生といえば豪快なアクションや現代風刺などが魅力ってイメージですが(個人の感想です)、この作者さん本当にヘイトのコントロールが巧みだなと思います。読者の義憤みたいな感情に火を入れるのがうまいというかw二次元的にも可愛くなかったたえちゃんが終盤で誰からも愛され、レイカが割とどうでもよくなっていたあたり本当洗脳でもされてるような気分でしたね。 GANTZはだいぶ長編化していましたが「いぬやしき」は10巻という完璧な巻数で完結しています。感動のスペクタクルでありつつ、何を成すために生きるのか、愛とはなんなのか、強いメッセージ性も受け取れる青年コミックの理想形のひとつだなと感じました。
活躍するマンガってこれくらい。 強いけどハラハラする
※ネタバレを含むクチコミです。