スネに傷があるような囚人たちが、年に1度の「おせち料理」をかけて自慢の飯バナをする。 そして、一番美味しそうな話をした人が、他の人のおせち料理を1つもらえるという飯バナバトル漫画。 設定がとにかく面白い。 まず、囚人というところ。 本作にも記載あるが、とにかく彼らは食事以外に楽しみがない。 別に、刑務所の料理が特段美味しいわけでもなく、なんなら白米100%ではなく麦が入ったり、貧相なものだったりする。 そんな極限状態で、昔シャバで食べ、塀の中ではなかなか食べれない料理を情感たっぷりに伝える様が、滑稽だったりする。 そして、その語る料理が、ありふれた平凡な料理なのに、心ときめく様が非常に共感できる。 たぶん、地球最後の日に食べたい料理は? と言われて、きっと多くの人が馴染みのあるものを選択すると思うが、それに近しい感じ。 読んでて、あーこういうのでいいんだよって気分になる。 何より男くさい感じが、読んでて惹かれる。 ご飯というより、飯!って感じ。 グルメ漫画の巨匠と呼ばれるだけのパワーある作品です。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 表紙の感じやタイトルで邪道と同じピカレスクロマンかなと思ったらちょっといい話の内容だった ・特に好きなところは? 舞台は現代なのに主人公の爺さんの髪型が丁髷だったのと納得がいくようないかないようなラスト。土山しげる先生以外では読者を納得させることできないかな ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 数年に一度寝る前に読むと最高なマンガではあるのは間違いないと思います
※ネタバレを含むクチコミです。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ もう何回読んだかわからんが毎回楽しんでるとは思う。〆のグルメということで〆を食べているが毎回かなり量が多くない? ・特に好きなところは? 秋田のナマハゲと言われている持ち込みをしている作家絡みのエピソード ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ナマハゲもいい感じで実力もついてきてこれから主人公である中年編集者の篠原がどのように対応していくのかとか色々面白そうな要素があったのに作者が逝去したので続きが読めないのが残念でならない
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ もう何回も読んでいるがほとんど内容を忘れているので毎回楽しんでしまう。いまさら気づいたが喰いしん坊!の数十年後のような舞台設定だった。ハンター錠二が歳食っていたり、ステーキの坊さんも偉くなっていたり、おそらく大原満太郎はAJFF(全日本フードファイター) の会長になっているのかな 物語の設定、チームメンバー、試合運びや展開、トレーニングシーンは土山しげるならでは面白さが出まくってる。 ・特に好きなところは? 今日読んだのに思い出せない。覚えているのはシューマイ対決かな。 土山しげるの漫画を読むとよくあるのだが読んでる時は面白いのだが、数時間たつと主人公の名前すら思い出せなくなる。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 喰いしん坊!を読んでからの方が楽しめるとは思う。オススメするかと言われると難しい。つまらないのか言われるとそんなことはない。面白いかと言われるとそんなにハードルをあげて読む感じでもない。ただ俺はすきなんだよねという感じだ
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ おそらく数回読んでいるはずだが断片的にしか覚えていない状態だった。他の土山しげる作品を読みすぎているせいか色々混ざってる覚えていたっぽい。師匠の話は必要だと思うがちょっと無理矢理感があったがそれもいい ・特に好きなところは? B級グルメでまちおこしの回。まちおこしのための料理とはなどの色々な前振りがあった状態からのあの結末。「さすが土山先生!!」と思う終わり方だった ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 面白いかと聞かれたら面白いと答えるが人にすすめるとしたら難しいところ。ただこれを読んだことある人と話したらみんなつっこむところが違うので確実に盛り上がるとは思う
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 土山しげるの絶妙としかいえない面白さと剛腕さが味わえて最高だった。 ・特に好きなところは? ハニートラップの回の先が読めそうで読みにくい展開とイタリアン回や花見回の展開がよくわからんけど最終的に良い話になるところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 全く派手さはないが何となく読み始めたら最後まで読んでしまうタイプのマンガだ。一年に一度寝る前に読み返すのが良いと思う
だがそれがいいとしかそれが土山しげるとしか言えない。包丁無宿という名前でもしかしてかの料理漫画の名作「包丁無宿」に関係あるのかなとか考えながら読み始めたが確かに関係があった。主人公の関係者が「暮流助」と一緒に働いていたとか「大日本料理会」が無くなって違うのになっていたとか懐かしい話もあった。 内容は高級路線に対抗して安い材料とひらめきで勝負していくと思っていたがそんなに勝負はなく修行の旅がメインだった。確か今日読んでまだ三時間ぐらいしか経っていないが内容はほとんど覚えておらず唯一覚えているのはすっぽんの回に登場した主人公に敵対するキャラの土山しげる独特の悪顔しか記憶にない。
粗暴だけど料理の才に溢れた主人公が修行の旅に出て対決したり廃れた老舗店を立て直したりする話が大好きです。 料理漫画はほのぼの日常系とも相性良いのにバトルやバイオレンスともものすごく食い合わせが良いので不思議です。 この作品も同様です。しかも土山しげる先生です。 冒頭がちくわ料理対決と店外でイカ焼きを作ることで集客する場面が印象的だったので 「なるほど、高級路線の店であえて庶民的料理を出す料理人なんだな他作品との差別化差別化!」と思いましたがそんなこともなく、後半はすっぽんやフグ料理の話になりました。 まあいいんです。意外性なんていらないんです。 粗暴だけど熱い流れ板が奮闘するところが見たいんです。それだけで満たされるんです。 終わらせ方も力技すぎてもっと読みたくなりますが、それすら含めて愛おしい気すらしています。
麺料理と落語が好きなサラリーマンがそばにうどんにラーメンに、ひたすら麺を食べるお話。 ハンター錠二や噴飯男みたいな奇天烈なキャラクターは出てこないものの、土山しげる先生らしい食欲をそそる食事シーンと絶妙に古臭い世界観にグッときます。 麺への愛と情熱で、仕事や恋愛までもうまくいく姿はまるで進研ゼミの漫画のよう。進研ゼミの漫画を土山しげる先生が描いてたら、わたしも今頃部活のレギュラーで志望校合格して憧れの先輩と付き合えたんだろうなあ…とありもしない妄想を膨らませてしまいました。 麺好き漫画だけど高級店や独創的なメニューなどは登場せず、町の中華屋やカップ焼きそば、B級グルメ中心なのがまたよいところです。読んだら絶対麺食べたくなること間違いなしです。
スネに傷があるような囚人たちが、年に1度の「おせち料理」をかけて自慢の飯バナをする。 そして、一番美味しそうな話をした人が、他の人のおせち料理を1つもらえるという飯バナバトル漫画。 設定がとにかく面白い。 まず、囚人というところ。 本作にも記載あるが、とにかく彼らは食事以外に楽しみがない。 別に、刑務所の料理が特段美味しいわけでもなく、なんなら白米100%ではなく麦が入ったり、貧相なものだったりする。 そんな極限状態で、昔シャバで食べ、塀の中ではなかなか食べれない料理を情感たっぷりに伝える様が、滑稽だったりする。 そして、その語る料理が、ありふれた平凡な料理なのに、心ときめく様が非常に共感できる。 たぶん、地球最後の日に食べたい料理は? と言われて、きっと多くの人が馴染みのあるものを選択すると思うが、それに近しい感じ。 読んでて、あーこういうのでいいんだよって気分になる。 何より男くさい感じが、読んでて惹かれる。 ご飯というより、飯!って感じ。 グルメ漫画の巨匠と呼ばれるだけのパワーある作品です。