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全体的な雰囲気と登場人物と一部のシーンしか思い出せませんがお願いします。
全体的な雰囲気
主人公の医者が働く病院に来る入院患者とのやり取りを描いた一話簡潔の形(時々2~3話くらいの長い話もある)
漫画を読んだのが10年以上前です。
絵柄は線が柔らかく、雰囲気は「榛野なな恵」さんに近かった気がします。
主な登場人物
主人公:元全盲で角膜移植をして視力を手に入れた後に医者になる。黒髪。さくやの保護者?
さくや:もう1人の主人公?高校生くらい、人の言っていることが嘘かどうか分かる能力があり、その能力により母親に捨てられる。
看護師:主人公に好意を抱いている看護師。「さくや」の姉的な存在。黒髪
覚えているシーン
さくやが母親に捨てられる時。お菓子を渡されて
「戻ってくるからここにいて」→これは嘘だと分かったけど何も言わない
「あんたなんか生まなきゃ良かったorあんたなんて嫌い」→これも嘘だとわかった
きのこ人間の話
小さな島から来た入院患者の老人が突如粉になって死ぬ。死の間際に自分の故郷の島に行って欲しいと看護師に遺言を託す。
三人が島に行くと小さな村。老人が多く若い人間はその島で医者?科学者のような男性(眼鏡をかけていた気がします)とその男性の幼馴染で恋人の女性のみ。
その島の人間は特殊なきのこを体に寄生させているため老化が非常に遅く、長寿だった。けれど何年かに一度女性の生贄が必要であり、家族を捧げたくなければ本土に死を覚悟で行って人を連れてこなければいけない。
(長時間きのこの胞子がないと死ぬ?)
今年は幼馴染の女性が生贄になるはずだった。
色々あって掴まったりしたけど無事に脱出。幼馴染の女性がきのこに火をつけて科学者のような男性以外の村人全員が死亡。(きのこに寄生されている影響で燃えやすい)
3人ともなんとか病院へと帰るが男性に恨まれる。
→その後別の話で本土に行った男性がきのこの胞子(きのこに寄生された人間の粉?)をドラッグとして販売し資金を稼ぐ。色々あってパイロキネシスの能力を持った女の子を復讐の道具に使おうとするが最終的に女の子を助けるために燃えて死んだ。
その燃えカスを看護師に処方したことで看護師が助かる。
天使のような笑顔の少年
主人公の病院の駐車場で車が事故を起こして男性と少年が運び込まれる。
男性の息子をさくやが見舞いに行くと無邪気な笑顔でさくやを迎える。少年の名前は「えい」。喋れない。
男性は主人公の恩師?主人公と知り合いで医者として優秀な人(壮年)
だが腎臓?何かしらの臓器が癌?になり臓器移植が必要だった。
主人公と何処かで対談。臓器移植が必要なことと、えいが息子ではなく自分のクローンだと明かし主人公に臓器移植(えい→男性へ)を依頼。主人公は断る「人は臓器の器じゃない!」「お前がそれを言うのか?他人の目を奪って生きているお前が」
と交渉は決裂した。
その頃さくやは沢山話しかけて「俺の名前はさくやだよ。さ・く・や」と名前を教える。
そこに男性が来て
「教えても無駄だ。そいつにはその頭がない」
「でもそうすることが大事だって、医者のあんたなら」
「本来名前も必要ないが不便だからつけただけだ。えいは「A」。犬か猫程度の能力があればいい、私がそうした。脳外科医は元々専門でな」
的なことを言う。
えいをつれて別の病院へ行こうとするとえいが逃亡し、外に飛び出す。
男性はえいを必死に追いかけるが、心臓発作を起こして倒れる。倒れた男性を無表情で見つめていたえいも車にはねられた。
男性の臓器をえいに移植してえいは一命を取り留める。
もうすぐ退院ということでさくやがお見舞いに行って元気付けようとすると突如えいが笑い出す。
さくやの頭の中に声が聞こえる。
「作戦、成功。あいつ、死んだ」みたいな
そして涙を流しながら「さくや」と名前を読んで窓から飛び降りて死ぬ。
記憶違いもあるかも知れません覚えている話はこんな感じでした。
検索でこれかな〜というのを見つけたので確認してみてください。
池田さとみ先生の『外科医 東盛玲の所見』シリーズかと。
『新 外科医 東盛玲』(しん げかい とうもりあきら)は、池田さとみの漫画。夢幻館にて連載中。
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