河原の怪人

『河原の怪人』野田彩子 FEEL YOUNG 2017年6月号

河原の怪人
地獄の田中
地獄の田中
1年以上前

三十歳の男がコンビニのバイトをクビになって入水自殺をしようと川を訪れたんだけど、いざ死のうと思ったら自称幻覚の美人の女に自殺を止められる。女はしょぼい奇跡を起こして自殺をさせないようにする…っていう話。 前半は三十歳の男の境遇が悲惨なんだけどどこか振り切った悲惨さで笑える面白さがあるんだけど、最後ひっくり返される。 さすが野田彩子って感じでした。

帝一の國

応援上映やるらしい

帝一の國
片桐安十郎
1年以上前

帝一の國の映画の応援上映が決まったそうです。 応援上映というのは文字通り アイドルのライブコンサートのように 〇〇君頑張れーとか 〇〇君カッコイイとか サイリウムを振りながらやる上映会で 今回はコスプレ有り 校歌斉唱必須の応援上映だそうで 場面に合わせて拍手をしたり マイムマイムを歌ったり 帝一頑張れーとか言ったり 和太鼓のシーンでキャー!!とか駒くーんとか言ったりしていいそうですよ 僕は1回観に行きましたが応援上映も行こうと思ってます

居酒屋内戦争

『居酒屋内戦争』真造圭伍 ヒバナ2017年6月号

居酒屋内戦争
斎藤jr
1年以上前

第三次世界大戦の最中、敵に追われて二人の兵士が居酒屋に逃げ込むんだけど、その居酒屋が平和なときに二一人は客として飲みにきたことがあって一人は店員として働いていた居酒屋だったっていうそれだけの話なんだが、切なさとか平和の良さとかが詰まっててめちゃくちゃよかったよ

祈りと署名

『ハルはきにけり』も収録

祈りと署名
名前はまだない
1年以上前

「ハルはめぐりて」を先に読んでいたので、祈りと署名に収録されている「ハルはきにけり」を見つけた時は驚きました。 「ハルはめぐりて」でいろんな国を旅していたハルの物語で、これまたとてもいいです。 アルゼンチンの反対のナイゼンチンを探すために図書館で地図帳を広げながら、行ったこともないナイゼンチンに思いを馳せて空想が広がっていく、森泉岳士らしいファンタジックな漫画でとても面白いです。 普通はもう読んでいるのかもしれませんが、「ハルはめぐりて」を読んだなら、こちらも読んでほしいですし、どちらも読んでいないなら、「ハルはきにけり」から読んでほしいです。

空電ノイズの姫君

少し重たい空気感があるバンド漫画

空電ノイズの姫君
地獄の田中
地獄の田中
1年以上前

高校生を主人公に置いたバンドの漫画って結構爽やかな空気が多いように思うけど、空電ノイズの姫君はどことなく空気感が重たいというか独特の雰囲気がある。 ギター少女の磨音は友達がいないし、綺麗な声を持っていてそのうちバンドのボーカルになりそうな夜祈子は美人すぎてクラスメートかやっかまれて転校してきたばっかりなのにすぐにいじめられている、けど、二人はそれを苦にしているわけじゃなくてどうでもいいと思っているそういうふたりの空気が作品全体に広がっているような感じがする。 まだ演奏シーンも今のところあんまりないし、バンドの結成もまだだけど、色々なものが噛み合ったらかなり爆発力のある展開が待っていそう。

カロリーファイターあいちゃん!

『カロリーファイターあいちゃん!』谷口菜津子 月刊コミックビーム 2017年6月号

カロリーファイターあいちゃん!
名無し
1年以上前

食べるのが大好きな女の子が、怪獣から街を守るためヒーローに変身(巨大化)! ヒーローとして人命救助をこなしつつも、ダイエットやDV彼氏のことで悩むアンバランスさが面白かった。 怪獣にネイルを剥がされれてメッチャ怒るところなどは、等身大の女子すぎる。。 ちなみに谷口菜津子作品といえば、トーチで連載していた「人生山あり谷口」や『わたしは全然不幸じゃありませんからね!』『さよなら、レバ刺し〜禁止までの438日間〜』の単行本もおすすめだ。 http://www.to-ti.in/product/?id=5

嘘つきは殿様のはじまり

幼馴染のためにヘタレが立派な侍に成長していく話

嘘つきは殿様のはじまり
名無し
1年以上前

剣術道場でボコボコにされては泣いて帰って来るのに、母親に「剣の天才だ」って嘘をついていたような小太郎が、男子が生まれなかった高高条家存続のため後継者として連れ去られてしまった幼馴染おしんのために、上司の侍から怒られたり、家老からイビられるのにもめげずに、立派な侍に成長していく話。 誰がどう見てもヘタレなんだけど、最後の最後にこいつはすごい立派な侍だって言わせるシーンがあってあそこがすごくよかった。 江戸初期の舞台設定も結構しっかりしていて、時期としては徳川幕府ができたばかりの頃だけど、当時の情勢がごたついているところが物語に結構食い込んで来て、そこらへんも面白かった。

Myosotis

『Myosotis』南Q太 モーニング2017年24号

Myosotis
名無し
1年以上前

モーニング35周年記念の連続読み切りCARNAVALの第6弾 タイトルは、「ワスレナグサ」の意。 南の島に嫁と旅行に来ていた男が、不思議な少女と出会う。 色々とこんがらがってしまった自分の気持ちと向き合う、シンプルながら良い読切作品だった。 ちなみに、ひらけ駒の連載も近々再開するようだ。

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