極!!男塾

宮下あきら漫画を読み込んでいないとむずい

極!!男塾
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

宮下あきらの集大成なのか「魁!!男塾」「私立極道高校」「ボギー THE GREAT」「瑪羅門の家族」などの懐かしいキャラクターや当時回収できなかった話を無理やり解決させたりしていた。今思えば懐かしい時事ネタの「STAP細胞はあります」とかがあったりもした。内容に関しては週刊少年ジャンプ時代の宮下あきらの漫画を読んでいないとちょっときついかもしれない。 激!!極虎一家とBAKUDANと嗚呼!!毘沙門高校は出ていなかった。 特に本編とは関係ないですが、8巻に幻の短編「魁!!俺の青春塾」が収録されています。作者が若いころに応援団の「炎油鍋」という男塾名物「油風呂」の元ネタを見て感動して漫画を描き始めたという素晴らしい短編です。

キキさんち

南Q太さんちは7人家族

キキさんち
名無し子
1年以上前

南Q太さんは結婚3回目、旦那さんのオイさんは結婚2回目、それぞれの連れ子さんが3人、新たに産まれたお子さんが2人、計7人の家族エッセイです。ステップファミリーの話よりも南Q太さんに興味があって読みましたが、子供達もみんな個性がバラバラでいつも賑やかで楽しそうでこういう家族もいいなって思いました。本当のところ南さんは結婚に執着しないタイプの方なんだろうと思いますが、この家族の形はとても南さんらしいですね。もう10年前に描かれた話だから子供達もみんな大きくなってるんだろうな〜。続編をぜひ読みたいです。

フィンランド・サガ(性)

人生とはサウナだ

フィンランド・サガ(性)
野愛
野愛
1年以上前

日常とは忍耐の連続である。なんやかんや耐えながらわたしたちは今日を生きている。 耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、浸かる水風呂の気持ちよさを知っているからなんとか今日も生きているのです。 人生とはサウナなのだ、と教えてくれるのがこの作品。 サウナチャンピオンの本庄は常に耐えている。チャンピオンであり続けるというのは耐えることなのだ。 甘酸っぱい記憶も、迷える人々も、心地よい水風呂も、すべてを背負いながら本庄は耐え続ける。 本庄が耐え続けている限り、わたしたちは前を向いて進むことができるのかもしれない。 耐えるとは止まることなのか。耐えるとは振り返ることなのか。耐えるとは進むことなのか。 わからないけれど、明日はやってくる。わからないけれど、きっと本庄は耐えているし、わたしたちも耐えていることだろう。

サムライ・ラガッツィ 戦国少年西方見聞録

大航海時代の遣欧使節団を描いた大冒険ロマン!

サムライ・ラガッツィ 戦国少年西方見聞録
ANAGUMA
ANAGUMA
1年以上前

主人公・晴信は最強の忍・桃十郎とともに遣欧使節団に相乗りして世界のすべてを記録した「萬國大百科」の完成を目指します。目的地はローマ!!大航海時代のワクワク感と主人公ふたりの絆が魅力の大冒険マンガです。 晴信一行は旅のなかで度々訪れるピンチを萬國大百科に出てくる知識を活用して切り抜けるのですが、科学の活かし方も程よくファンタジーでバトルには忍術が絡んできたりと見応え抜群です。『Dr.STONE』とか好きな人は読んでみてほしいかも。 「すべてを見て、すべてを書き記す」と謳う晴信と、その姿勢に心動かされる冷徹なプロフェッショナル桃十郎のコンビもグッと来る。正反対に見えるふたりが力を合わせて戦うの、最高!旅の過程で仲間がどんどん増えていくのも楽しいです。 世界中にあふれる未知の脅威をふたりと一緒に追いかけていくのは素敵な体験でした。終盤が駆け足なのが残念でなりませんが、10巻分の冒険はスペクタクル十分です。ワクワクしたい時に是非!!

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