※ネタバレを含むクチコミです。
世間知らずなもので、長嶋有という作家が大江健三郎賞受や芥川賞を受賞していることも、別名がブルボン小林なことも(こっちの名前はちょっとだけ聞いたことある)知らず、衿沢世衣子先生の読み切りとして読みました。調べてみたらそもそも原作の装丁画を衿沢世衣子先生が担当されていました。 作中で女子高生がガラケーを使ってると思ったら、小説が連載されていたのは2000年代末で、当時の世界観のまま新規に外伝が描かれているようです。 図書部と文芸部と図書委員が図書室の中で繊細なパワーバランスを保っている学校のお話。 本作は図書委員派閥に属するの女子・能見さんの視点で描かれる全3話の読切で、彼女が主人公に選ばれたのは原作者が思い入れのあるキャラだったからとのこと。 全3話で能見さんがカウンター越しに見ている図書室での日常をランダムに切り取っていて、そのざっくばらんな感じが心地よかったです。 知らない学校の知らない子たちの繊細微妙な人間関係を完全なる部外者として覗き見してる感じが気楽で楽しくもあり、懐かしくもありました。
まだ年端もいかない孤独な少女がコミュニケーションの手段を奪われてひとの顔色を伺いながら日陰で生きている。これはしんどいやつかな…と思いながら読み進めましたが、あつお青年をはじめ、文を1人の人間として、そして新しい家族として当たり前のように受け入れてくれる人々の温かさに読者としてもグッとくるものがあります。 文ちゃんはそう遠くない未来に普段から堂々と手話を使って人と会話ができるようになるんじゃないかなと、明るい未来を想像できるラストで良かったです。
吾妻さんの雷への偏愛もだけど、異常なまでに雷を恐れて、雷を愛する吾妻さんのことも怖いのに、最終的にパートナーになってしまう桑原くんもよっぽどだなと思う。にしても絵が魅力的だな。短編集でないかなー。
ダークファンタジーに相応しい綺麗な画風とは裏腹にシュールなギャグが入っていて結構面白かったです(ニッコリ) 主人公のボウスケくんの姿に「ワンパンマンのサイタマ」もしくは「マッシュルのマッシュ・バーンデッド」を想起してしまいます 本当に連載化したら、「ボウスケの家族の秘密」が描かれるミステリー要素が加わるんだろうな…
なんかもう色んな気持ちがごちゃ混ぜになって床を転げ回っちゃうんだけど!!??尚ちゃん…!!!!春菜ちゃん…ウオオ…ウオオオオ…!!!!!いやあの南くんも重要人物ではあるんだけども、尚と春菜の2人の関係性がもうもう…うぐぐ…!!!語彙力ないなってしまう…。 「自分のことも分かってなかった」尚と「そんなの今更でしょ?」「それくらい分かるよ~」っていう春菜…これだけで泣けるしご飯10杯いける…私はそういう解釈をしました…はぁ…てぇてぇな…。
「うお~すごい切り口。東京sage田舎age漫画?結婚したいけどできないうだうだを描いてる?」かと思いきや、全然違った。タイトル通り、東京は最低最悪で最高な漫画でした。 正直途中まで読んでて不安があったけど、最後まで読んで主人公も圭ちゃんも最高に好きになってしまった…東京という最低で最悪な街で二人最高に幸せになってほしい。みんなで頭おかしくハッピーに踊ろう。
Twitterで見かけて「あれ?『幸福な食卓』と同じ作者さんだ」と思って読んでみたけど、とんでもなかった。本当に同じ人?マジ?天才??と唸ってしまうほど、読み終わった後大興奮してしまった。やばすぎる。鬼才というか奇才というか。9月19日に短編集が出るらしいけどこれは買いだな…。もっと頭いい時に(学生時代とか)読めたらもっと最高だったろうな。面白かったです。枝田先生推していきたい。
面白かった!読みきりだけど続きがありそうな感じもして。連載になったらいいなと思います。
言いたいことはやまやまなんだけど、想像以上に良すぎて涙と鼻水がやばい…めちゃくちゃ泣ける。タイトルからTRPGを思い出しつつ、思春期真っ盛りの勝利くんが可愛いなぁ~なんてほのぼの思ってたらやられた…かっこいいよ勝利くんもお母さんも…!! 魔法少女っていうファンタジックで可愛らしいテーマだけど「この世界に絶対に必要な人なんていない」「何が起こっても世界は何事もなかったかのように回る」「居場所をくれるのは世界じゃなくて家族がいい」とか、私たちにも刺さる言葉がたくさん出てきてもうあかん…マジで二人ともかっこよすぎてずっと泣いちゃう…ありがとうバンビーノ…!!
マジでネタバレなしで読んでほしいのでぼかしたことしか書けないんだけど、このフレーズ大好きです…!!表紙の雰囲気が好きでなんとなく読んでみたんですが、とてもよかったです。 主人公の望月くんも陽向ちゃんも可愛くて可愛くて、二人のことがどんどん好きになっちゃうし「全部…全部──」のページが良すぎて泣いちゃう。「願ってるだけじゃ『いつか』なんて来ない」とか、言葉選びが綺麗なだけじゃなく心に刺さる感じがすごく好きです。鳥羽裕貴先生の作品もっと読みたいです!
小学生時代にやったな~~とうん年前の記憶に想いを馳せつつ、架空の恋人のプロフ帳書くの楽しそうすぎてやりたいなと思った。最強の恋人(架空)バトルやりたすぎる。デカ林ちゃんのリアルさはちょっと怖いけども。
※ネタバレを含むクチコミです。