どうやったらこんな面白い漫画がかけるの??天才すぎないか?
陰キャ・ルイルイと、彼の前に現れたヘヴィメタが好きということしかわからない謎の美少女・ミンミの物語。白黒がスッキリはっきりしたポップでかわいい作画でメタルを描くとこがまずもうお洒落でエモい…!
最小限の説明で最大限にキャラの魅力を描き出す手腕がすさまじい。ミンミ自身に説明させることなく、周囲の口さがない人間の言葉だけで彼女とおじいちゃんががどれだけ不愉快な狭い世界に生きていたのかが察せられて苦しかった。
ミンミの根無し草感…いつかフラッと居なくなってしそうな感じは、ずっと最初からしてたけどあんなふうに居なくなってしまうなんて酷すぎる。
2人の生き様は面白いことにちょうど逆になっているのがニクい。
ミンミは、おじいちゃんの葬式で願いを叶えられなかったことを通じて、「今生きている人を満足させたい」と行動するようになった。逆にルイルイはミンミの死を通じて、死んだミンミがずっと願っていた「ルイルイに葬式でヘヴィメタを歌ってもらうことで人生勝ち逃げする」という夢を叶えてあげた。
ルイルイがミンミのために書いた曲の冒頭があの有名な「ガチ恋口上」から始まってて、ルイルイがどんな想いでミンミを見ていたかすごく伝わってきてグッときた。
最悪な家族をふっとばして、自分のために書いてもらった大好きなヘヴィメタをルイルイに歌ってもらえて、こんな幸せな葬式ないと思う。
ザシマ先生何者…?マンガの星から来たマンガ星人…?あまりにも面白すぎる…。
ミンミも幸せだったと思うけど、それ以上にこの漫画を読めた自分は幸せです!!!!
気弱でコミュ障だったルイルイは、自由奔放な同級生・ミンミに勝手にヘヴィメタバンドとしてデビューさせられる!「ミンミのお葬式でルイルイに歌ってほしい」と言う彼女の真意とは…!? 編集部待望の鬼才・ザシマの放つ、ハイテンションデスコメディ!!
気弱でコミュ障だったルイルイは、自由奔放な同級生・ミンミに勝手にヘヴィメタバンドとしてデビューさせられる!「ミンミのお葬式でルイルイに歌ってほしい」と言う彼女の真意とは…!? 編集部待望の鬼才・ザシマの放つ、ハイテンションデスコメディ!!