正直不動産 #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 連載一回目から雑誌でずっと読んでいるが今回ちょっと単行本で読みかえしたがやはり面白いね。一回読んだだけだど忘れていたところや細かい設定を思い出せてよかった ・特に好きなところは? 十影。十影が出てきた時はビッグコミック特有の若者に対する見方が出まくっていたがちょうどよくなってきているところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 知らない業界だが生活に密着する知識もつくし絶妙の人情話も入るのでお勧めです。
不動産業界の闇を曝け出す皮肉喜劇!! 営業に必要なこと以外、客に見せも教えもしない―― そんな不動産業界に前代未聞の爆弾が、いま炸裂する!! 登坂不動産のエース営業マン・永瀬財地は嘘を厭わぬ口八丁で売り上げNO.1を叩き出す凄腕だった。だが、とある地鎮祭で石碑を壊して以来、嘘が上手くつけなくなってしまった…!! 千三つと言われる海千山千の不動産業界でかつての成績が一気に低下する中、永瀬は、嘘が上手くつけない正直営業で苦戦するが…!? 不動産屋の裏側を全部ぶっちゃけちゃうニュー・ヒーロー、誕生。
正直になった理由はろくでもない。
とはいえ、千に3つも本当を言わなかっただろう、バリバリ営業マン時代のコネと知識は、隠し事がでにないバカ正直になっても生きている。
たたりとはいえ、すべては奪わなかった。
正直になってしまったがゆえに、どデカい当たりはないけれど、ほそぼそやっていけているのは、やはり主人公は営業力があるんだろうな。
正直になった理由はろくでもないけど。
そして、ここまで悪どくなくても、現実に、ある程度はあるんだろうなあ、こういう話。
不動産は大きな買い物、賃貸でも住処は毎月少なくないお金が動く、大きなこと。
だから、何もかもクリーンな話で動いていないんだろうな。
ざっくばらんに!とか言ってても
気づかれなければセーフ。
気づかれても、親切そうに対応して、機嫌を損ねなければセーフ。
そんなことがあるのかもしれない。
そんなことを考えながら読んでいると、現実を知らされてゲンナリしてくるけど、おもしろくて読み止まらない。
賃貸にしても、売買にしても、関わろうというなら、読んでおくと知識のお守りになるかもしれない。