あらすじ

百戦錬磨の神木に、売れない家があった…! ミネルヴァ不動産が空き家の買い取りに 力を入れ始めた時期から、空き家の放火が続出していた。そんな中、ミネルヴァ立川店・神木が 買取再販を担当する祖師ヶ谷大蔵の空き家を訪れた永瀬は、驚きの光景を目にし――!! そして一方、鵤が君臨する 吉祥寺のミネルヴァ本店では、ミネルヴァを大きく太らせた後に乗っ取ることを雪野が虎視眈々と目論んでいた。登坂不動産・永瀬の宿敵であるミネルヴァ不動産。今、その様相が大きく変貌しようとしている。空き家、住宅ローン不正利用、賃貸オフィス、逆ざやサブリース―― 現代東京不動産資本主義世界の勝者は誰だ…!? 不動産営業の本音を曝け出す痛快皮肉喜劇、第20弾!!
正直不動産 1巻
不動産業界の闇を曝け出す皮肉喜劇!! 営業に必要なこと以外、客に見せも教えもしない―― そんな不動産業界に前代未聞の爆弾が、いま炸裂する!! 登坂不動産のエース営業マン・永瀬財地は嘘を厭わぬ口八丁で売り上げNO.1を叩き出す凄腕だった。だが、とある地鎮祭で石碑を壊して以来、嘘が上手くつけなくなってしまった…!! 千三つと言われる海千山千の不動産業界でかつての成績が一気に低下する中、永瀬は、嘘が上手くつけない正直営業で苦戦するが…!? 不動産屋の裏側を全部ぶっちゃけちゃうニュー・ヒーロー、誕生。
正直不動産 2巻
各界から大反響!! 痛快皮肉喜劇。嘘が上手くつけなくなった、かつての凄腕不動産営業・永瀬。課長への昇進どころか、成績急降下により、クビの危機に…!! 売り上げ増と正直営業の狭間で藻掻き苦しむ日々を過ごす。度重なる試行錯誤の先に、活路を見出だすことはできるのか。不動産屋と消費者の情報格差に鋭く斬り込む大反響コミック第2集。
正直不動産 3巻
「正直営業」、「営業成績」…ついに両立? かつてはイケイケのNO.1不動産営業マンだったが、地鎮祭で祠と石碑を壊して以来上手く嘘がつけなくなってしまった永瀬財地。風が吹くと心の内を話してしまうことにも少し慣れ、商談時には、そのことを予想して臨むも苦戦―― 正直営業と売り上げの狭間で藻掻き続ける日々を過ごす。一方、出入りの激しい不動産業界にあって、御多分に漏れず、永瀬の勤める登坂不動産には百戦錬磨のニューカマーたちがやって来る。クビ宣告、売り上げ競争… 厳しいプレッシャーにあえぎながら、正直営業・永瀬が、ついに結果を出す…!? 痛快、不動産業界の闇をさらけ出す皮肉喜劇、最新刊!!
正直不動産 4巻
弱点を逆手に、永瀬が逆襲開始!!! 嘘が上手くつけないなら、それを想定して営業すればいい!? 制御できない風に吹かれながら、永瀬はタワマン復帰と課長昇進を目指す。欠陥マンション、地面師、なんでも来いの永瀬が正直営業で突き進む…!! 痛快! 不動産業界の闇を曝け出す皮肉喜劇!!!
正直不動産 5巻
望んでないのに、正直まっしぐら。フルコミッション(完全歩合制)契約の社員が 新たに登坂不動産にやって来ても、“カスタマーファースト”至上主義の新入社員・月下が ノルマが果たせずクビの危機に追い込まれても、永瀬の“正直営業”は変わらない。AD物件、中抜き、トリプル両手、再建築不可、共有名義―― 嘘が上手くつけなくなっても 転んでもただでは起きない男・永瀬財地が タワマン復帰&課長昇進を目指してガンガン行く…!? 不動産営業の本音を曝け出す、痛快皮肉喜劇(サティリカル・コメディ)第5弾!!!
正直不動産 6巻
VS.ミネルヴァ不動産、大抗争へ。極悪不動産屋の大ボス・鵤(いかるが)聖人率いるミネルヴァ不動産。そのミネルヴァと永瀬が勤める登坂不動産が、ついにガチンコ対決へ。そして、不動産を「金を生むための道具」と言い切る鵤と登坂社長の積年の因縁が発覚し…!? 共有名義、埋蔵文化財包蔵地、任意売却、賃料増額請求―― 大抗争に翻弄されながらも“正直営業”永瀬が負けじと奮闘する…!! 不動産営業の本音を曝(さら)け出す痛快皮肉喜劇第6弾!!
正直不動産(7)
「VSミネルヴァ」そして「VS神木」!! かつて登坂不動産でずっと売上成績ナンバー1であった伝説の営業マン、神木涼真。嘘を厭わず、悪魔じみた売り方をする営業マンだった彼は、6年前、永瀬にトップを譲り、登坂を去った。その神木がいま、宿敵・ミネルヴァ不動産に加わった。嘘がつけた時代でも歯が立たなかった神木に嘘が上手くつけない“正直営業”の永瀬が勝てるのか? 永瀬の戦いは、厳しさの度合いを増していく。
正直不動産(8)
数字と闘う苦悩… 正直営業は簡単じゃない。登坂不動産のはす向かいに引っ越してきたミネルヴァ不動産新店舗で 鵤社長の下でバンバン大型契約を決める宿敵・神木涼真。営業成績ナンバー1に誰よりもこだわる神木が背負う壮絶な過去とは? そして、登坂不動産の新入社員・月下咲良が貫くカスタマーファースト精神を決定づける原点となった部屋とは? 既存不適格マンション、賃貸仲介手数料上限値、契約解除、立ち退き―― 不動産屋と消費者の情報格差に深く斬り込む大反響不動産エンターテインメント第8弾。
正直不動産(9)
VS“悪魔営業”、“大手絶対営業”。悪魔的な嘘をついて心の隙間に入り込み、いつの間にか主導権を握るミネルヴァ不動産・神木涼真。「客は、探したり集めたりするもんじゃない。大手の大看板に魅せられて向こうからやってくるものだ」そう豪語する塔急不動産・伊集院颯。“正直営業”で生き抜くしかない永瀬にとって、“千三つ”の世界を生きるライバルたちは生き馬の目を抜く好敵手揃い。フラット35、管理費滞納マンション、水害マンション、搾取マンション――― 正直なヒーローを待望する時代に正直営業を強いられてしまった登坂不動産・永瀬財地が暴風を味方に突き進む不動産営業エンターテインメント第9弾。
正直不動産(10)
登坂不動産に逆境が…乗り越えるしかない。例年に比べて売上高が3割以上ダウンしてしまった登坂不動産。オーナーや地主とのトラブル一つで会社が転覆しかねない状況に。そんなとき、永瀬が対峙しなくてはならなくなったのは、かつて本音をぶちまけて怒らせてしまった因縁のオーナー・松崎。そして、宿敵・ミネルヴァ不動産に新たな戦力が現れる。その女性は、登坂不動産の月下と争う存在に!? 通行地役権、眺望悪化マンション、原状回復、未公開物件―― 存亡をかけて競争が激化する不動産営業戦争、さらにヒートアップ…!! 不動産営業の本音を曝け出す痛快皮肉喜劇、第10弾!!
正直不動産(11)
永瀬は“超独自路線”営業を突き進む…!! 月下vs.花澤の営業競争、ミネルヴァ不動産・西岡の悪辣営業、かつての上司・瀬戸の“辛酸なめ”営業―― だが、嘘八百から正直営業への急転直下という永瀬スタイルは他の追随を許さぬスーパーオリジナル路線。そして、ついに、素晴らしい成果を出した永瀬に、とてつもない大きな弱点が発覚する。狭小住宅、負動産、担ボ物件、持ち回り契約―― 不動産営業漫画のパイオニア、第11弾!!
正直不動産 12巻
過去を消せぬ永瀬が、十字架背負って進む。課長代理に昇進した永瀬財地。だが、かつて口八丁であくどい売り方をした事実が消えることはない。クリーンな不動産会社へと舵を切った登坂不動産にあって、永瀬の過去は一番のネックに…!! ついに、ライバル会社・ミネルヴァ不動産が鵤社長の指示で永瀬を、登坂不動産を潰しに打って出る。契約不適合責任、賃貸併用住宅、二重譲渡、建築確認―― 風雲急を告げる不動産営業戦争、大緊迫。不動産営業の本音を曝け出す痛快皮肉喜劇、第12弾!!
正直不動産 13巻
獅子身中の虫(裏切り者)は誰だ!? 鵤社長率いる悪徳不動産屋・ミネルヴァ不動産が 仕掛ける“対登坂”戦争が激化する中、登坂不動産には、意外なスパイが紛れ込んでいた。それになかなか気づかない課長代理・永瀬財地。そして、それは、永瀬が6年の歳月をかけて苦労を重ねた 大規模開発プロジェクトが、やっとのことで成約へと着地しようとする その最中に鋭い牙を剥くことに…!! 賃貸保証会社、大規模開発、底地投資、事故物件サイト―― 遂に社内で内戦が勃発する? 登坂不動産に前代未聞の危機が訪れる。
正直不動産 14巻
連続TVドラマ化決定、大ヒット最新刊。「大多数を占める善良な不動産屋に詫びろ」 ――悪徳不動産屋・ミネルヴァ不動産の鵤社長に永瀬が放った強烈な言葉の続きは、こうだ。「おまえらのような一部の悪徳不動産屋のせいで、世の中の不動産屋のイメージまでもが悪くなってんだよ」そして、ついに、永瀬は鵤に宣戦を布告する。「必ずおまえらをぶっ潰してやるからな。首洗って待ってろ」 原野商法、住宅ローン事務手数料、物上げ、家賃滞納―― 不動産業界の行く末をも左右する「登坂不動産VSミネルヴァ不動産」の闘いが、さらに激化する。不動産営業の本音を曝け出す痛快皮肉喜劇、待望最新刊!!
正直不動産 15巻
メガヒットドラマ原作コミック、最新刊。Z世代に振り回される永瀬…今、その管理能力を試されている…!! 永瀬のいる登坂不動産に入社してきたZ世代の申し子・十影。十影は永瀬とは全く違う意味で“ザ・正直営業”だ。怒られたら辞めてしまうような厄介な男だが、もしかして、十影はデキる奴なのかも知れない。登坂不動産を変えるような大物……ではないかも知れないが。更新料、価格交渉、契約の誘引、ワンルームマンション投資―― 登坂不動産に生まれた新しい波を、永瀬はどう乗り越えていく…!? 不動産営業の本音を曝け出す痛快皮肉喜劇、第15弾!!
正直不動産 16巻
人は変われる…永瀬の言葉は岩沢に届くか? ついに、ミネルヴァ不動産が立川店をオープンさせる。そして、その店長に神木が就任することに…!! ミネルヴァの大攻勢に、登坂不動産は呑み込まれる危機を迎えた。課長代理を務める永瀬は、月下、岩沢、十影――― 一人でも戦力になる営業を育てねばならない。買取保証、サブリース解約、共有物分割請求、ハイエナ店舗仲介―― 大激震の登坂不動産を、永瀬は持ちこたえさせることができるのか…!? 不動産営業の本音を曝け出す痛快皮肉喜劇第16弾!!!!
正直不動産 17巻
Z世代・十影。マイペースぶりに変化が…! 不動産営業に向いていないと自覚する十影。常に、登坂不動産を辞めようとタイミングをはかっている。だが、正反対に永瀬は「十影は不動産営業にめちゃくちゃ向いている」と断言。永瀬の言葉が十影に起こした変化とは、一体!? 但し書き道路物件、シロアリ物件、がけ条例、環境的瑕疵―― 緊迫するVS.ミネルヴァ不動産… 永瀬は登坂不動産の部下たちを強化できるのか。不動産営業の本音を曝け出す痛快皮肉喜劇、第17弾!!
正直不動産 18巻
規格外新人・雪野がミネルヴァで暴れ始め… ミネルヴァ不動産にやってきた凄腕新人営業、雪野遥香。彼女は、タメ口で嘘をつかずに成績を伸ばしていくミネルヴァではまさに異色の存在。雪野に負けじとライバル心を燃やす登坂不動産・月下をよそに、やる気を出し始めたZ世代・十影は宅建試験の勉強に勤しむ中昔の同僚から、“悪魔の誘い”を受けてしまい…!? オーナーチェンジ、定期借家契約、リースバック、逆リプレース―― 営業人生の本番は、すでに始まっている…!! 登坂不動産VSミネルヴァ不動産―― その戦争は激化に次ぐ激化へ。不動産営業の本音を曝け出す痛快皮肉喜劇第18弾!!
正直不動産 19巻
スペシャルドラマ、シーズン2放送直前!! 不動産仲介の存在意義とは、なんなのか? 不動産仲介なしで物件を売却したいという客に会い、「自分らしく働く」難しさを痛感していた黒須。永瀬のような“正直営業”をしたくて登坂不動産に戻ってきたはずの黒須だったが、そんな悩みを、永瀬の言葉が吹っ飛ばした。「仲介手数料が高いと感じるのは、本当に良い不動産屋に出会っていないからではないですか?」そして、かつてフルコミとしてバリバリ働くも営業スタイル、そして人生に苦悩した黒須がついに不動産のプロに徹する覚悟を決める。直接取引、地上げ、農業法人、代理権限――― “俺は不動産屋の仕事が大好きだ!!”海千山千の不動産業界に、永瀬の爽やかな風が今吹き荒れる…!! メガヒットドラマ原作!! 不動産営業の本音を曝け出す痛快皮肉喜劇、待望最新刊。
正直不動産 20巻
百戦錬磨の神木に、売れない家があった…! ミネルヴァ不動産が空き家の買い取りに 力を入れ始めた時期から、空き家の放火が続出していた。そんな中、ミネルヴァ立川店・神木が 買取再販を担当する祖師ヶ谷大蔵の空き家を訪れた永瀬は、驚きの光景を目にし――!! そして一方、鵤が君臨する 吉祥寺のミネルヴァ本店では、ミネルヴァを大きく太らせた後に乗っ取ることを雪野が虎視眈々と目論んでいた。登坂不動産・永瀬の宿敵であるミネルヴァ不動産。今、その様相が大きく変貌しようとしている。空き家、住宅ローン不正利用、賃貸オフィス、逆ざやサブリース―― 現代東京不動産資本主義世界の勝者は誰だ…!? 不動産営業の本音を曝け出す痛快皮肉喜劇、第20弾!!