4.0
star
star
star
star
star_border
軽い感じの話かな、とタイトルから想像して読んだら…
重い。
魔物は悪い。聖騎士は魔物を殺す。
宗教の方針と異なるものも、殺す。
主人公からしたら、殺そうとしてくるから殺した。
相手からすると、先に述べた理由で殺そうとした。
離れて関わらなければいいのにと思うけど、弱いうちに叩いて潰すのはセオリー。
堂々巡りのなか、アイリスだけは魔物と気づいているのかいないのか、師匠と慕ってくれる。
そして、主人公を倒すために寄越された聖騎士たちを吸収して、主人公はより強くなっていく。
何もしなければ、予言の王なんて生まれなかったのに。まったく。
タイトルはアイリスのセリフなんだろうか。
彼女のなら、そう言いそう。