今読むべき読切なのでは?
4月に入り新年度や新生活を迎えてる人が多い今、読むにふさわしい作品なのでは!?今作はスーパーで働く人たちの物語だけど、業種に関係なく人と接することや働くことに関しての考え方がすごくタメになる。スーパー業務経験者は特に共感することもあると思う! 主人公吉岡さんや萩原さん、その周りの人もいい人たちで、嫌なことを人に言ってしまったという失敗をそのままにしない吉岡さんがとってもかっこいいし自分もこうなりたいと思いました。店長も理想の店長過ぎて好きです。労働頑張りたいって気持ちになれました!
素敵な作品だ……!!
新社会人って若くて可能性に満ち溢れていてこれから何にでもなれる人たちだとこちら側は思ってるけど、実際は就活がうまく行かなくて妥協したりいざ働きだしたらイメージと違ったりそもそも働きたくなかったり、前向きな人ばかりではないはず。
この物語の主人公もそう。流されるままにスーパーで働き出して、食事にも興味ないしコミュニケーションも苦手だし何も楽しくないし何もうまくいかない。
でも、諦めるのも前を向くのも気の持ちようで、少しのきっかけで頑張ろうという気力も湧いてくる。
現実ではこの作品のように尊敬できる先輩ばかりではないかもしれないけど、どこかに自分のことを見てくれてる人がいるかもしれない。誰かのやり方を見てみると学びがあるかもしれない。
少しのきっかけで、自分の仕事が自分自身が好きになれるかもしれない。
決して押し付けがましくはないけれど、明日ちょっと頑張ってみようかなと気持ちを切り替えられるような作品。