名無し

とあるひとりの少年の、初めての恋をこんなふうに表現するなんで、鳥肌が立ちました。粘菌にしか興味がなく、かわいい女の子が転校してきても一切関心なし。しかしある姿を見た瞬間、まさに稲妻が走ったような衝撃。粘菌好きという要素も生かされてて(多分)面白かったです。ただ、漏らしたまま告白はさすがにはやまったな。

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1/720の初恋
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10月の花火

10月の花火

大学1年生の夏休み明け。彼女ができず落胆していた太一は焦燥感からマッチングアプリをインストール。そこでマッチした人はかつて海の家のアルバイトで見た涙を流していた女性で…

夜を泳ぐ魚たちは

夜を泳ぐ魚たちは

「本日のパパ活、よろしくお願いします」――パパ活女子・未果の前に現れたのは、70歳近い高齢者のブンジ。柔らかい語り口の彼は、なぜかセックスは求めず、ただ未果の身体に触れることを望んだ。(週刊ヤングマガジン2024年27号)

麦茶とパリと君の嘘

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大学時代に同じゼミだったエミリ。彼女はどうしようもないほど嘘つきで、誰とでも寝る女だった。それでも僕は彼女が好きだった。彼女が僕に語ってくれる言葉に、何か一つでも真実はあったのだろうか? ──これはある一人の青年の、淡い青春回想録。

犬を送る

犬を送る

【ちばてつや賞ヤング部門第89回優秀新人賞】13年飼っていた愛犬、たまが死んだ。そして同時に、子供のいない私たち夫婦の関係も終わろうとしていた。たまの亡骸を抱えていつも通りの散歩道を歩くと、一緒に過ごした日々が走馬灯のように蘇る。幸せを感じた日、絶望を味わった日。その愛憎入り混じる記憶の先にあったのは──。問題を抱えた夫婦の喪失と再生を描く物語。

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