【ちばてつや賞ヤング部門第89回優秀新人賞】13年飼っていた愛犬、たまが死んだ。そして同時に、子供のいない私たち夫婦の関係も終わろうとしていた。たまの亡骸を抱えていつも通りの散歩道を歩くと、一緒に過ごした日々が走馬灯のように蘇る。幸せを感じた日、絶望を味わった日。その愛憎入り混じる記憶の先にあったのは──。問題を抱えた夫婦の喪失と再生を描く物語。
自分なりに踏ん切りをつけて陸上競技を引退した嵐山颯太郎。 美術の授業で、絵を描くことに常に全力で向かう森崎めぐこ と出会い──。 好きなら好きだと叫べばよい!あなたの"好き"を肯定する全力美術活劇開幕!!
※ネタバレを含むクチコミです。