ヒュー!ヒュー!
この女の子は、変わった男の子を好きになってしまったんだなと思わせて、そこでそうきて、そうなりますか!!! チェンソーマン!という単語が一瞬頭をよぎったものの、そんなのは些細なこと。 物語の起承転結がスッキリとまとまった青春恋愛ストーリーなので、読み終わったあとはすっきりさわやかな気持ちに。 爽やかな気持ちになりすぎて、良いですね、良いですねと語彙が少なくなってしまう、そんな読切漫画だった。
主人公・くるみが恋に落ちたのは、オカルトマニアでちょっと変わった神山くん。告白即OKに喜んだのもつかの間、待ち受けていたのはあまりに過酷なデートの数々で……?
なんじゃこりゃすげ〜〜っ!!
中盤くらいまでは「最近少年漫画でよく見るようになった少女漫画風の感情の動きを大事に描いた恋愛漫画」だと思って読んでたらまさかの展開…!
きっちり少年漫画でした。
優しくて温かい絵のタッチが10代の繊細で初々しい恋愛漫画と相性バッチリですごく素敵な作品でした。
(この目閉じてる神山くんの顔のデフォルメ好きです)