夕凪に舞え、僕のリボン』の黒川裕美さんの新作は、昭和初期を舞台にしたアート×クライム!

主人公は実力はありながら人気のない幽霊画ばかり描いている画家の内海馨。
恩人である女性の”子供”である撫子・杏子という少女2人と3人で暮らしていた馨ですが、家賃を3ヶ月も滞納するほどに金銭に困っていました。
いよいよ家を追い出されそうになった時、画塾の同門でもあった骨董商に自身の絵を売りに行くのですが、
そこで彼はその骨董商に絵を酷評されてしまいます。

金銭的にも追い詰められ、絵描きとしての矜持も傷つけられた馨。

そんな馨が選んだ最後の手段、それが「既に亡くなっている師匠の画風を完全にコピーして“贋作”を描き、骨董商に売りつけること」でした。

同門の骨董商に同じ手は2度も通用しないと贋作を描くのは1度きりと心に決め、贋作づくりに全身全霊を傾ける馨、そして彼に協力する撫子と杏子。

これはそんな3人の一世一代の大博打を描く作品です。

1巻まで読了

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夕凪に舞え、僕のリボン

夕凪に舞え、僕のリボン

舞台は1984年、広島の港町。母親の病死から立ち直れない内気な少年・凜太郎は、ある日、新体操に出会う。その美しさに衝撃を受け、新体操を始めた凜太郎だが、昔気質の父・修は強く反対する――。夢を追いかける少年の成長と、家族の絆を描く感動作、上下巻同時発売!【著者プロフィール】黒川裕美(くろかわ・ゆみ)広島県出身。2015年、ハルタコミックグランプリを受賞。ハルタ32号の読切「夏が過ぎたら」でデビュー。ハルタ57号~78号まで初連載『夕凪に舞え、僕のリボン』を執筆。画力、演出力ともに急成長中のホープ。
誇りを踏みにじられら画家が放つ”贋作づくり”という反撃の嚆矢 #1巻応援にコメントする