中世ファンタジー世界に西洋医学を持ち込む話
異世界転生や異世界転移ではありがちなストーリーのようではありますが、スマホや通販、肉の焼き方、ゲームのプレイヤー視点などの取材要らずな「異能(笑)」と違って専門的な西洋医学の知識でもって無双する話なのでしっかり読みごたえがあります。あとがきでも取材のエピソードが描かれていますが大変そうです。 逆に、科学革命以前の文明(中世くらい)に科学を持ち込むとどうなるかというシミュレーションとしてはそれほど面白くはないですね。あんまり中世っぽくないというか…そういえば異世界だと何故か一神教のほうが珍しい気がしますが、そのせいでしょうか。 とはいえ1巻でいきなり王様のお墨付きをもらっちゃったのでこっちの世界でも科学革命起こっちゃうかもしれないですね。主人公は「平民も気軽に利用できる薬局をつくる」のが目標と言っていますが、そのうち商人が目をつけたら放っておかないでしょう。大変なことになるんじゃないでしょうか。原作読んでないのであてずっぽうですがw
雷に打たれて、薬神の加護を受けた少年、この紋章みたいのがすごいカッコいい。
実は異世界からきた薬学に最高峰にいた人だったので、世のため人のため腕と知識を惜しみなく使い様々な人を助けていく。
貴族は使用人や平民を治療してはいけない雰囲気でも、困っている人がいれば助けたくなる。
そこで、平民でも買って使えるように薬局を開くが同業に意地悪される。
高い志を持って、家族や目の前の人たちだけでなく多くの人を救う。
過労死して命を落としてるから、体壊さないように第二の人生楽しんでほしい。