ネタバレ

短いのに、多くを語らないのに、ちゃんと心の柔らかいところに触れてくる作品。

雨の日の喫茶店で、両親が離婚したことを親友に伝えたら親友が泣き出した。
慰められたいわけじゃない、わたしが泣きたいわけじゃない、でもなんであなたが泣くの?
泣いた理由はさらりと語られる。事細かに教えてくれるわけじゃない。
それでも、2人の関係性が見えてくる。幼い頃からの思い出が見えてくる。

泣きたい自分を見つけ出して、代わりに泣いてくれる魂の片割れみたいで素敵だなあと感じた。

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あまやどり
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