音楽系のマンガは傑作が多いイメージがありますが、こちらの作品も1話だけで新たな名作となりそうな予感がします。
18歳の高校生の時ときに脳に起きる難病で舞台でピアノに向かうことができなくなってしまった主人公・奏。ライバルと競うことすらできなくなったことを悲観し「ピアノって人生賭ける価値があるのか」と心にもないことを口にしてしまい、以来印刷会社に就職し働いている。
日常の音が音程で聴こえる絶対音感特有の悩みや、18年間の人生を費やしてきたピアノの道が立たれた苦しみ。楽にならない生活。再び鍵盤に触れて気付いたピアノへの思い…。
1話の中に多くの感情が描かれていてガッツリ心掴まれてました。
ライバルだったマコトは順調にネオピアニストとしての道を歩んでいて、この2人の人生がどう交差するのか楽しみです。