鏡のように退屈なスケーターと超一流バレエダンサーの出会い
※ネタバレを含むクチコミです。
【電子限定!描き下ろし特典ペーパー収録】世界レベルの技術を持ちながらも大技では必ず失敗してしまう、無冠のフィギュアスケーター名雪いばら。腑抜けた演技を繰り返しスケートファンからも見放されつつあるいばらの元に、かつて『神童』と謳われたバレエダンサー ヴァシリー・ミハイロヴィチがやって来る。「芸術も闘争も楽しめないクセにどうしてリンクにいるの?」芸術(バレエ)に身を捧げたヴァシリーからの問いかけに返す言葉もないいばらだが、次の国際大会はもう目前まで迫ってきており…。※本作品は『アクトアウト【単話】』(1)~(6)が収録されています。
読んでいて、苦しい
胸が詰まる感じ。
演技をしていても無感情で、スケートに対する愛を感じられない。
最高峰の才能があっても、トップになるとかの欲がなくただ母に認められたいという思いから滑り続けるいばらに
過去の自分を重ねていく元天才バレーダンサーの。ヴァシリー。
もっと自由に「自分」の好きなようにと
母親に罵られ続けてきた彼が青虫から綺麗な蝶に変化していく。二巻じゃ足りないもっと読みたかった!!