連載中の中では圧倒的にドンと言える、ドンケツの第2章。
11巻でついに"いろんなヤツ"の終焉が見えてきた。
が、ここで巻末ってことは新しい展開が始まるんだろうか。
それとも残り1〜2巻で一旦幕を閉じて第3章に進むんだろうか。
ドンケツは基本痛快な暴力解決マンガで、ヤンキーとの違いはそこだよなっていうのが背景にあって大きく読み手の心境が異なる物語だった。
第2章でその懐の深さというか恐ろしさを表に出してくるようになり、日本のヤクザもやることはエグいけど強いやつは芯があるんだと魅せてくれるような形になっている。
最近「テスカポリトカ」というメキシコのカルテル出身のやつが日本でルートを作る小説を読んだので、本作もマンガや小説の世界でしかなく他人事だと思っていたものの人間は何でも出来るって逆にリアルさを突きつけられた。
ドンケツも「全部あり得る」って思うと縮み上がるなー
月輪、月暈、はぐれ者…三つ巴の戦いから3年。「いろんなヤツ」に姿を変えた悪が街をさまよう中、月輪組の活動にも少しずつ変化が訪れる! 次代の「漢」の在り方を求め、ロケマサ達が動き出す…! 大ヒット任侠コミック第2部開始!
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