人を避けていたベストセラー作家
1冊のベストセラーを発表してから表舞台どころか家の外にすら出られなくなってしまった老小説家がいた。彼の秘書から依頼を受けた美大生の男の子が庭にある小屋のペンキ塗りをすることになった。人を避けていたはずの老小説家だったがなぜか男の子とは自然に交流することが出来たのだった。それにはある理由があったという話。 船場センタービルの漫画が発表された時にあまりにも嬉しかったので「これは読むべきタイミングが来たら読もう」と寝かせていたのですが、日食ステレオサウンドを読んだら「これとあれは繋がってるんじゃないか?」という気がしてそちらも読んでみました。調べてみたら日食ステレオサウンドが5年も早く描かれていたので全然関係なかったんですけど、それぞれの主人公が吐露したセリフはちょっと繋がってるかもしれない。